イベントに登壇中の市長が刺され死亡 カメラが捉えた「未曾有の凶行」に騒然
ポーランド北部のグダニスクで、チャリティイベントに登壇中の市長が男に刃物で刺殺される事件が発生。
13日、ポーランド北部のグダニスク市で行われていたイベントに登壇中の市長が、突然男に刺殺されるという痛ましい事件が発生。多くの聴衆を前にした男の凶行に、ネットは騒然としている。
■聴衆に向けて刃物を掲げ…
偶然撮影されたと思われる映像には、そのおぞましい犯行の一部始終が記録されていた。画面はまず、チャリティイベントのステージに立つ同市長を映し出す。すると突然、舞台の端から市長に駆け寄る1人の男の姿が。
男は勢いそのままにぶつかると、その場に倒れる市長をよそに、聴衆になにかを訴えるようにして刃物を掲げる。映像は、そこで終わる。その後、市長は病院に搬送され、14日、死亡が確認されたという。
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■「報道」の身分証を持つ男
取り押さえられた27歳の男は、市長を刺した後、ステージのマイクを奪い「無実の罪で収監された」と客席に向かって叫び、それが犯行理由であることを仄めかしたそうだ。
また男は、「報道」と書かれた身分証を持っていたといい、警察はその入手経路を調べているという。男は過去に、市内の銀行を4回ほど襲い、5年以上収監されていたことが確認されたとのことだ。