芸能ゴシップ好きの中心は専業主婦ではない? 男女での興味度の違いも顕著に
日々メディアを賑わわせる芸能ゴシップのニュース。どんな人が興味を持っているのか調べてみたところ…
芸能人の不倫や離婚、人気グループの不仲説や解散話、はたまた不祥事など、芸能ゴシップは日々報じられるニュースの中で大きなウェイトを占めている。
「くだらないニュースばかりだ」と嘆く人もいるかもしれないが、テレビのワイドショーも週刊誌やスポーツ紙も、視聴者や読者のニーズがあればこそこうした芸能ニュースを取り扱っているに違いない。では実際、ゴシップ好きの人はどれくらい存在するのだろうか。
■ゴシップ好きは2割以下
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,664名を対象に調査したところ、「芸能ゴシップが好き」と答えたのは、全体の18.9%。
意外にも限られた割合ではあるが、男性は15.3%なのに対して女性は22.4%と、女性のほうがゴシップ好きという傾向も明らかとなった。ワイドショーや女性週刊誌などが、芸能ネタを多く取り扱うのも、こうした背景があってのことと思われる。
関連記事:不倫は罪でも生まれた子に罪はある? 「恋愛経験ナシ層」は厳しい視線も
■世代によっては3割も
男女・年代別で分析してみると、「ゴシップ好きな世代」も見えてきた。
まず、すべての世代で女性のゴシップ好き率が男性を上回っている。40代のみ僅差だが、それ以外の世代では圧倒的な差が開いているのも特徴的だ。
もっともゴシップを好む割合が高いのは、20代女性で27.1%。30代女性が25.6%で続く。
「ワイドショーや女性週刊誌に触れていて、芸能ゴシップを好むのはおばさん世代」と思っていた人もいるかもしれないが、ネットで多くの情報があふれる現代。スマホを頻繁に使う人たちのほうがゴシップに触れやすいのかもしれない。
関連記事:女性芸能人の見た目が変わると気づく? 外見の変化に「芸能界の闇」を感じる人も
■「専業主婦=ゴシップ好き」とは限らず
ここで、男性よりもゴシップ好きの割合が高い女性に絞って、職業別の割合を見てみよう。テレビのワイドショーが平日の昼間にオンエアされていることからも、「普段家にいる主婦や無職の人たちこそが芸能ネタ好きなのでは?」と考える人も多いのではないだろうか。
しかし、今回の調査で「芸能ゴシップが好き」と答えた割合がもっとも高かったのは、公務員で35.3%。会社員が28.8%、パート・アルバイトの女性が24.7%と女性全体の平均(22.4%)を超え、専業主婦での割合を大きく上回った。
外に仕事を持って働いている女性たちのほうがゴシップ好きというのは、意外な結果ではないだろうか。無職の女性も14.3%と、芸能ゴシップ好きの割合はかなり低くなっている。
・合わせて読みたい→伊勢谷友介と森星の「交際継続」報道に衝撃 「あんな色のヘルメット初めて見た!」
(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
対象:全国の20〜60代の男女計1,664名(有効回答数)