女性用セルフプレジャーグッズ『iroha』が大丸札幌店に 「大阪出店から待っていた」との声も
TENGA社が開発した女性向けグッズ『iroha』の期間限定ストアが札幌の大丸にも出店。多くの女性客が訪れている。
■梅田出店から待っていた客も
取材中に来店した50代の女性客は、「梅田店に出店したのをニュースで見て、札幌に来るのを楽しみにしていた」と語る。ネットや量販店でも購入できるとはいえ、百貨店の信頼と相談しながら買えるというところが、大きなポイントのようだ。
コーナーに入店した客は、15分から長い人では40分ほど滞在する場合も少なくない。「他ではなかなか聞くことができないからこの機会に」という思いも強いのだろう。
入店した客はおよそ5割が商品を購入しているとのことで、強いニーズと、女性が性の悩みを自分の中に抱え込まざるを得ない日本社会の課題も浮き彫りになっている。
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■今後はさまざまな地方都市にも
大丸梅田店での成功や札幌でのトライアルを受けてか、大丸以外の百貨店や大阪・札幌以外の都市への引き合いも少なくないという。一方で、18禁商品を百貨店が取り扱うことに対しては、賛否があるだろう。
しかし同じ18禁でも、たとえば性を商品化したポルノと、自らが持って生まれた性を楽しむためのセルフプレジャーグッズは、本質的に異なる。
日本社会において「見ないふり」をされてきた「女性が自らの性を楽しむ」という行為に光を当てる一連のプロジェクトには、喝采を送りたい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)