50代女性に忍び寄る恐怖? 夜道で危険を感じたことがあるか調査した結果…
「夜道に気をつけて」と言われてはいるものの、つい気を抜いてしまいがち。
不審者の目撃・強姦・交通事故と、夜間に起こりうる事件は数多くある。事件の報道を見るたび、気の引き締まるものの、普段歩き慣れている道では、つい気を抜いてしがちだ。中には、夜道を歩いて怖い思いをした経験がある人も少なくないだろう。
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■3割が夜道で危険を感じてる
しらべぇ編集部は、全国20〜60代男女1,664名を対象に調査を実施。その結果、全体の30.2%が「夜道で危険を感じたことがある」と回答した。
なお、男性21.9%に対して、女性38.4%と女性の経験者が圧倒的に多いことも明らかに。
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■50代女性は気をつけて…
さらに、男女年代別でみると、すべての世代で女性の割合が上回っており、もっとも高いのは50代で47.0%。40代39.8%、30代39.6%と僅差で続いた。
なお、男性陣は全体的に2割台にとどまったが、4人に1人の割合で危険を感じたことがあると考えると見過ごせない数字である。また、通常経験率は年齢を重ねるたびに増えていくのだが、50・60代を境に割合が減少していることも特徴的だ。
夜道は交通事故や不審者からの声かけなど、暗いからこその危険が多い。しらべぇ編集部では、過去に「車にひかれそうになった経験率」と「不審者からの声かけ」についての調査をしたが、60代はいずれも他の世代と比べて割合が低かった。
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■「無点灯の自転車が…」「胸を触られた…」
実際に、夜道で危険を感じたことがある人の声を調査してみると…
「仕事が終わり家路を急いでいる時、交差点で無点灯の自転車が勢いよく突っ込んできました。なんとかかわすことができたものの、下手したら大きな事故になってたかも…」(30代男性)
「ジョギングしている男の人がすれ違い樣、胸を触って逃げていった。あれ、ジョギングを装ってるだけだと思う」(20代女性)
「人通りも街灯も少ない道を通っている時、『お兄さん』と後ろから声をかけられ振り向くと、下半身を露出したおじさんが。『そういう趣味ないです』と言って全力で逃げました」(20代男性)
「自転車に乗っていたら知らない男の人に蹴られて、バランス崩して転倒。男は何食わぬ顔で去って行きました。軽いかすり傷ですみましたが、車がきてたら危なかった」(50代女性)
不審者からの声かけをはじめ、事故に巻き込まれそうになったという声が多く見受けられた。夜道は昼間と違い視界が悪く、老若男女を問わず危険に巻き込まれやすくなる。「自分は大丈夫だろう」と過信せず、自分の身を守る手段を考えておく必要があるだろう。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1,664名 (有効回答数)