ウェブのパスワードが外部に流出したことある? 30代に経験者が目立つことが判明
何でもウェブでできる便利な時代だからこそ、一つのパスワード漏洩が命取りに…
「SNS」「ネットショッピング」「ネットバンキング」など、インターネット回線があれば、利用できる便利なサービスが多く存在する。
それぞれのサービスを利用するためには、個々に配布されたIDとパスワードが必要となり、知っていれば誰でも簡単に利用できてしまう。中には、なんらかの理由でパスワードが外部に流出してしまい、不正ログインの被害にあった経験がある人も少なくないはず。
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■流出経験者はほんの一握り?
しらべぇ編集部は、全国20〜60代の男女1,664名を対象に調査を実施。その結果、全体の12.3%が「ウェブのパスワードが外部に流出した経験がある」と回答した。
なお、男性13.9%に対して、女性10.7%とやや男性に多いようだ。
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■30代に何があったの?
この調査結果を男女・年代別に振り分けると…
すべての世代で男性の割合が上回っているようだ。もっとも高いのは男女共に30代で、男性19.0%、女性17.1%と他の世代を大きく突き放している。
また、通常経験率は年齢と共に増えて行くものだが、60代に向けて割合減っていき、50・60代では男女ともに1割を下回っていることも特徴的だ。
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■組織に属していると流出の危険性も高まる?
ウェブのパスワードが流出すると、「SNS」「ネットショッピング」「ネットバンキング」などで、なりすまし被害に発展してしまう恐れがある。どのような人が被害に遭いやすいのか、職業別に見ていくと…
もっとも割合が高いのは、会社員で15.5%。その後、経営者・会社役員・公務員が僅差で続き、組織に属している職業の人にパスワード流出が目立つようだ。
一方、作家・フリーライター・カメラマンといった自由業は9.3%と全体で2番目に低く、専業主婦は8.7%に留まった。
さらに、年収別に見て行くと興味深い傾向が明らかに。
もっとも割合が高いのは、年収500〜700万円の層で21.7%。700〜1000万円の層が僅差で続いた。 意外にも、もっとも割合が低いのは、1000万円以上の層で、7.7%と経験者はほんの一握りだ。
漏洩した個人情報はリストとして犯罪市場に出回り、多方面で悪用されるケースが多い。複数のサービスで同じIDとパスワードを使いまわしていると、被害が拡大する恐れがあるため注意する必要があるだろう。
今回の調査結果では、10人に1人の割合に被害経験がある結果となった。「自分は大丈夫」と考えるのではなく、誰もが被害者になりうる可能性があることを理解し、できる限りの対策を取ることが大切なのではないだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1,664名 (有効回答数)