万引き・置き引きされた人の割合は… 東北・北関東エリアは被害者が際立つ結果に
ふと目を離した隙に、商品や荷物が目の前から消えていた経験ありますか?
スーパーやコンビニなど街の至る所で、「万引きは犯罪です」「置き引き注意」といった注意喚起を促す掲示を目にすることがある。
万引きや置き引きをしてしまう人がいる一方で、その被害に遭った経験がある人は一体どれくらいいるのだろうか。
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■10人に1人が被害経験あり?
しらべぇ編集部は、全国20〜60代の男女1,664名を対象に調査を実施。その結果、全体の16.3%が「万引き・置き引きの被害にあったことがある」と回答した。
10人に1人割合で、万引き・置き引きの被害経験があると考えると、至る所で注意喚起のポスターやステッカーが掲出されていることも頷ける。
誰もが被害者になりうる、それだけ身近な犯罪ということだろう。なお、男女で目立った割合の変化は見られなかった。
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■男女で異なるグラフの配置に注目
さらに、この調査を男女・年代別にみていくと、意外な結果が現れた。
もっとも割合が高いのは30代男性で21.4%と突出している。60代女性が2割代で続く。20〜40代では男性が、50代以降は女性に被害者が多いことがうかがえる結果となった。
また、男性は30代を頂点に山型、女性は30代を底辺にV字型とそれぞれ真逆のグラフ配置になっていることも特徴的だ。30代男性と60代女性は、自分の所持品や貴重品の管理方法を今一度見直してほしい。
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■北陸・北関東地方は要注意エリア
治安や生活スタイルは地域によって異なるものである。そこで、今回の調査結果をエリア別に見ていくと…
21.2%でトップに躍り出たのは、東北地方。北関東地方が、20.6%、首都圏が19.3%と僅差で続いた。 一方、北海道や甲信越地方では1割を下回り、万引きや置き引き被害が少ない傾向も判明した。
今回の調査で、上位にランクインした地域に拠点を構えている人は、日頃から防犯意識を持って過ごすことが大切といえるだろう。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1,664名(有効回答数)