万引き・置き引きされた人の割合は… 東北・北関東エリアは被害者が際立つ結果に

ふと目を離した隙に、商品や荷物が目の前から消えていた経験ありますか?

2019/02/16 19:00

万引き・置き引き
(KittisakJirasittichai/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

スーパーやコンビニなど街の至る所で、「万引きは犯罪です」「置き引き注意」といった注意喚起を促す掲示を目にすることがある。

万引きや置き引きをしてしまう人がいる一方で、その被害に遭った経験がある人は一体どれくらいいるのだろうか。


画像をもっと見る

 

■10人に1人が被害経験あり?

しらべぇ編集部は、全国20〜60代の男女1,664名を対象に調査を実施。その結果、全体の16.3%が「万引き・置き引きの被害にあったことがある」と回答した。

万引き・置き引き

10人に1人割合で、万引き・置き引きの被害経験があると考えると、至る所で注意喚起のポスターやステッカーが掲出されていることも頷ける。

誰もが被害者になりうる、それだけ身近な犯罪ということだろう。なお、男女で目立った割合の変化は見られなかった。


関連記事:子供の頃に「性被害」を受けそうになった人の割合は… 北関東・北陸での未遂率が目立つ傾向も

 

■男女で異なるグラフの配置に注目

さらに、この調査を男女・年代別にみていくと、意外な結果が現れた。

万引き・置き引き

もっとも割合が高いのは30代男性で21.4%と突出している。60代女性が2割代で続く。20〜40代では男性が、50代以降は女性に被害者が多いことがうかがえる結果となった。

また、男性は30代を頂点に山型、女性は30代を底辺にV字型とそれぞれ真逆のグラフ配置になっていることも特徴的だ。30代男性と60代女性は、自分の所持品や貴重品の管理方法を今一度見直してほしい。


関連記事:30代男性は「痴漢探知能力」が高い? 都会と地方で異なる痴漢目撃率も判明

 

■北陸・北関東地方は要注意エリア

治安や生活スタイルは地域によって異なるものである。そこで、今回の調査結果をエリア別に見ていくと…

万引き・置き引き

21.2%でトップに躍り出たのは、東北地方。北関東地方が、20.6%、首都圏が19.3%と僅差で続いた。 一方、北海道や甲信越地方では1割を下回り、万引きや置き引き被害が少ない傾向も判明した。

今回の調査で、上位にランクインした地域に拠点を構えている人は、日頃から防犯意識を持って過ごすことが大切といえるだろう。

・合わせて読みたい→ディズニーランド未経験者の割合は… 首都圏以上に人気度が高いエリアも判明

(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年12月14日~2018年12月17日
対象:全国20代~60代の男女1,664名(有効回答数)

Amazonタイムセール&キャンペーンをチェック!

万引き調査地域別被害経験置き引き
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング