全国で拡大するあおり運転 自分の隠れた一面から「被害者から加害者へ」の可能性も
「あおり運転」について取り上げた『Abema的ニュースショー』では、 被害者から一転…加害者になりうる「あおり運転しやすさ度チェック」を紹介した。
■「あおり運転しやすさ度チェック」
番組では、明星大学心理学部准教授で臨床心理士の藤井靖氏監修のもと作成した7項目の「あおり運転しやすさ度チェック」を紹介。是非チェックしてみてほしい。
・車の中は自分にとってリラックス空間
・仕事帰りにドカ食いや衝動買いをする
・自分は渋滞や赤信号にひっかかりやすい
・日頃活字がメインの本をあまり読まない
・移動手段の中で車が一番好きだ
・1つのことに没頭しすぎることがある
・ドラマや映画を観てもほとんど泣かない
「YES」が0~2つであれば「あおり運転をしている可能性は低い」が、3~4は「急ぎや疲れが溜まっている時に、あおり運転をしやすい傾向がある」。
5~6つは「無自覚なあおり運転をしている可能性がある」レベル。全項目すべてに当てはまるようであれば、あおり運転をする危険度はかなり高く「他人に運転してもらった方がいい」レベルだという。
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■「あおり運転」をされた経験は…
しらべぇ編集部は全国の20~60代の1,328名を対象に、調査を実施。全体で35.0%の人が煽り運転被害の経験があるようだ。
さらに性年代別に見てみると、50代男性は半数を超えてあおり運転をされた経験があった。
免許保有者が多く、車に乗る機会が多かったことが数値に影響していると考えられる。ニュースで報じられているように、自分に原因がないにも関わらず理不尽にあおられたことがある経験者が多いだろう。
7項目の「加害者になる可能性」チェックの結果で、気付かなかった自分の一面を知ることで、さらに安全で快適な運転を心がけてほしい。
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(文/しらべぇ編集部・長谷川 瞳)
対象:全国20代~60代の男女1,328名(有効回答数)