あなたなら許せる? 高さ18メートルの橋から「親友」に突き落とされた女性が心境告白
米国ワシントン州で起きた事件で、当時の映像がSNSに公開され、話題と批判を集めている。
橋から落下して肋骨を6本骨折し、肺が破裂する重傷を負った女性が、事故後6か月経った今でも理学療法を受けていることを明かした。
■橋から落下する動画がSNS上で拡散
2018年8月、米国ワシントン州にあるモールトン・フォールズ橋からジョーダン・ホルガーソンさん(16歳)を突き落としたとして、テイラー・スミス被告(19歳)が他者を危険にさらした罪に問われている。
現場にいた知人が撮影した動画には、ジョーダンさんが「やっぱり飛び降りたくない」とつぶやいた数秒後、背中を押されて落下する様子が映っている。
ジョーダンさんは、手足をばたつかせながら60フィート(約18メートル)下を流れる川に腹部から叩きつけられた。医師によると、コンクリート上に落下した場合と同等の衝撃があったという。
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■検察が司法取引を提案
ジョーダンさんは事故から6か月経過した現在でも理学療法を受けており、「体を動かすといまだに肋骨に痛みが走ります」と語っている。
スミス被告は罪状に対して無実を主張しているが、今週、検察が司法取引を提案していることが明らかになった。ジョーダンさんの家族は取引内容を支持すると表明しており、被告が受けている懲役1年の実刑判決にどう影響するかが注目されている。