プロポーズは「したい」か「してほしい」か? 若い世代では変化の兆しも
プロポーズされたいと考える男性もいるようだ。
夜景の見えるおしゃれなレストランや二人の思い出の場所でプロポーズ。理想のプロポーズを想像し憧れたことがある女性も少なくないだろう。一方で、昨今では女性から結婚の申し込みをする「逆プロポーズ」が増えているようだ。
■4割が待ちの姿勢
そこで、しらべぇ編集部は、全国20〜60代未婚の男女788名を対象に調査を実施。その結果、全体の42.1%が「プロポーズは相手からしてもらいたい」と回答した。
男女別に見ていくと、男性24.1%に対して女性64.3%と大きく差が開いている。 男性では4人に1人の割合が、逆プロポーズを待ち望んでいるようだ。
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■やはり女性はプロポーズされたい?
さらに、この調査結果を男女・年代別に細かく振り分けると…
一般的に「プロポーズは男性がするもの」というイメージがあるが、やはり恋人からのプロポーズ待ちは女性に多いようだ。
しかし、年齢が若くなるに連れてその割合は減っていき、20代では58.5%とやや控えめな数値。「逆プロポーズ」という言葉が広まっているが、その傾向が数字からも伺える。
一方の男性陣は、50・60代間で少し差が開いているものの、2割台と大きな変化は見られなかった。
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■プロポーズは男がするもの?
実際に、「プロポーズされたい」と考えている人に話を聞いてみたところ…
「高級レストランとかフラッシュモブとか望んでないけど、指輪&『結婚してください』の言葉は言われたいな。プロポーズされることで、結婚の実感が湧くと思うから」(30代女性)
「シンデレラ城の前でプロポーズされたい!と友達に話したら、現実を見ろと言われました。恋人すらいませんが、プロポーズへの妄想は止まりません」(20代女性)
また少数派ではあったものの、訳ありでプロポーズ待ちをしていると話す男性の姿も。
「現在付き合っている彼女が仕事や趣味に忙しく、『結婚はまだ先かな?』と言われ、向こうが落ち着くまで待っています。彼女から『結婚したい!』とプロポーズされたら、改めてプロポーズする予定です」(20代男性)
「彼女が欲しがっていた指輪を手に夢だったと話すシチュエーションでプロポーズしたのですが、断られました。その時のショックからか、結婚したくてもなかなか言い出せなくなってしまいました。相手からいってもらえたら…と考えますね」(30代男性)
結婚したいと考えていても双方の意見が一致しないと、プロポーズ成功は難しい。タイミングや状況を上手に掴んでいる内に待ちの姿勢になってしまうのかもしれない。
一方で、自分からプロポーズしようと試みる女性もいるようだ。
「付き合った当初から『結婚しようね』と言い続けているけど、鈍感な彼はなかなか気づいてくれず。もう少し頑張ってみて気づかないようなら、私からプロポーズしようと考えています」(30代女性)
「結婚は一生に一度のものだから思い出や記憶に残るプロポーズをされたい」と願う女性がいる一方で、男性の2割が「プロポーズされたい」と回答している。逆プロポーズに踏み切る女性が増えていることにも納得がいく。
「プロポーズは男がするもの」という考え方は、今後ますます減っていくのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の未婚の男女788名 (有効回答数)