コミュ障の男女に朗報 婚活パーティはついに会話不要の時代へ突入か
口ベタにはハードルの高い婚活。しかしここにきて会話不要の実験的パーティが実施された。
暗闇で出会う「暗闇コン」や、顔を隠したまま会話する内面重視の「仮面婚活」など、年々さまざまなジャンルの婚活が登場する中、ついに会話不要の「ロボット婚活」が、発表された。コミュ障、こじらせ系の人には見逃せない話題だ。
■会話が苦手ならロボットが話せば
都内某所にて、向き合う男女。一見すると普通の婚活パーティの光景だが、そのテーブルの上には、1人につきロボットが1体づつ置かれている。SHARP製のモバイル型ロボット「RoBoHoN(ロボホン)」だ。
婚活がスタートすると聞こえてきたのは、無機質だが、かわいらしいロボット独特の声のみ。人間のほうはニコニコしながらただ座っているだけなのである。
そう、「ロボット婚活」とは、通常なら自分たちが行う会話を、ロボット同士が行うという、驚きの試みなのだ。参加者は事前に、名前や年収、趣味などをアンケートで答え、その情報を元に会話をすすめるのである。気になる様子はこちら…
そんな機械的な会話で、カップリングができるのか不安もよぎるが、なんと28人中4組のカップルが成立。
質問を考えなくていいから、聞くことに集中できる。何度も同じ自己紹介をしなくていい。人が話すと嫌味になってしまう年収も情報として言える。ロボットがかわいくてなごむ。などなど多くのメリットがあるようだ。
人と話すことが苦手、初対面だと緊張して自分をうまく出せないなど、会話必須の婚活にお悩みの方は、ぜひ今後の動向をチェックしてみてはいかがだろうか。
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■斬新な発想に賛否
このぶっとんだ発想の婚活に、インターネットではさまざまな意見が。そもそも、人間同士の出会いである場なのに、無機的なロボットを介して人となりを感じることはできるのかなど、疑問の声があがっている。
「話し方とかイントネーションとかで、人の印象って全然違ってくる」
「ずっとロボット通してコミュニケーションとるのか…?」
しかし、やはり会話ベタには嬉しい試みであり、きっかけはどうあれ、相手と知り合っていくチャンスになるので、問題なしとの声も多数。
「一見人知りすぎて最初の一歩も踏み出せない人もいるだろうから、そういう人用にはいいのかも」
「時代が変わったという感じでいいですね」
なお、パーティではロボット同士の会話のみと、その後参加者同士の会話も行うパターンがあり、今後開催された場合は、話し方を知るため後者を選ぶのもいいかもしれない。
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■恋愛が苦手な人の割合は…
晩婚化がすすむ昨今。連日婚活パーティが開かれているが、そもそも婚活中の人は出会いや恋愛を楽しんでいるのだろうか。
しらべぇ編集部が、全国20~60代の男女1,357名を対象に調査したところ、「恋愛が苦手」と答えた人は全体の45.2%。なんと5割弱は恋愛が苦手という結果に。
ロボット婚活で悩みの一つが解消されるなら、まずは出会いのきっかけに参加するのもおすすめだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国の20〜60代の男女計1,357名(有効回答数)