『カメラを止めるな!』盗作騒動の和解に「よかった」 スピンオフは撮影期間6日間
「カメラを止めるな! スピンオフ『ハリウッド大作戦!』プレミアム試写会」に有村昆、上田慎一郎監督、中泉裕矢監督、そして『カメラを止めるな!』出演者たちが登場。
28日池袋・シネマロサにて「カメラを止めるな! スピンオフ『ハリウッド大作戦!』プレミアム試写会」が開かれ、映画評論家の有村昆、『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督、『ハリウッド大作戦!』の中泉裕矢監督、そして『カメ止め』出演者たちが登場。撮影を振り返った。
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■今回は主役交代!
今回のスピンオフを作ったきっかけは、AbemaTV側からのオファーだったと話す上田監督。『カメ止め』では濱津隆之が主役だったが「そのままだと、スピンオフではなく2になってしまう」と思い、主役を真魚に変えたという。
主役を務めた真魚は「プレッシャーはないって言ったら嘘なんですけど…メンバーが前回とあまり変わってないので。一生懸命やっていたらあっという間に撮影が終わっていました」と振り返る。
なんと企画が決まってから完成まで50日間、その中で撮影にかかった日数は6日間だという。これには上田監督も「物語と同じように、無茶なスケジュールの中でなんとか乗り越えました」と苦笑い。
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■あのセリフがまた聞けるかも?
今回のスピンオフは「ぜひ『カメ止め』を観てから観て欲しい」という。独特な関西弁が印象的だったどんぐりも、「監督に言われた通り、ふだんのまま」のキャラクターで今作に出演。
『カメ止め』同様17分ほどの1カットから始まり、いろんな現場での(本当の)トラブルもそのまま残っているそう。もちろん、『カメ止め』での名台詞やお約束な流れが観られるとか。
台本でも「わざと打ち間違える」ネタを書いたところ、「校正をして製本するんですが、本当に間違いだと思われて、修正されて製本されちゃった」なんて事が起こったと笑う。
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■盗作騒動について問われると…
『カメ止め』といえば盗作騒動が終結し、和解したと発表したばかり。
これについて問われると、上田監督は「よかったなと思っております…それ以上は何もいうなと。リリースを見てもらえれば」と言葉を濁すも「納得しておりますし、よかったなと思っています」と微笑んだ。
「カメラを止めるな! スピンオフ『ハリウッド大作戦!』」は、3月2日22時よりAbemaTVにて放映予定。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつき あつこ)