50代男性は横断歩道のない道路を渡りがち? 学生のマナーの良さが際立つ結果に
目の前の道路をただ渡りたいだけ。そんな時、横断歩道を気にせず渡ってしまいたくなるが…
目の前の道路を渡りたい時、周囲に横断歩道が見当たらないこともあるだろう。特に、急いでいる時ほど、危険だとわかりつつも時間短縮のためそのまま渡りたくなってしまうもの。
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■過半数が横断経験あり
しらべぇ編集部は、全国20〜60代の男女1,589名を対象に調査を実施。その結果、全体の65.9%が「横断歩道がない道路を横断することがある」と回答した。
加えて男性68.2%、女性63.7%とやや男性に多い傾向も明らかに。
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■50代の8割が経験者
この調査結果を男女・年代別に振り分けていくと…
トップ3はすべて男性が占めており、もっとも割合が高いのは50代で、81.3%と頭一つ突き抜けている。60代、40代が7割越で続いた。
一方、もっとも割合が低いのは男女ともに20代であり、男性は45.5%とトップと倍の差がついている。また、年代と共に経験率も少しずつ上昇しているグラフが印象的だ。
歳を取るとせっかちになるという話を耳にする機会があるが、この調査結果からもその様子がうかがえる結果となった。
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■学生の生真面目さが目立つ結果に
さらに、職業別に見てみると興味深い数値が見えてきた。横断歩道がない道路を横断しがちな人がもっとも多い職業は、77.8%で公務員。経営者・会社役員、自営業、自由業が7割台で続く。
一方で、横断歩道を渡る真面目な人がもっとも多い職業は学生で44.4%と全体平均も大きく下回った。若い世代のほうが、日頃から安全意識を持って過ごしている様子も。
効率よく仕事をこなすため、日々時間に追われ忙しく過ごしていることは理解できるが、大人たちには子供のお手本となるような行動を心がけてもらいたいものだ。
横断歩道以外で横断している歩行者の姿は、自動車やバイクの運転手から気づかれにくく、思わぬ事故に繋がることがある。「急がば回れ」無理な横断をすることだけは避けてもらいたいところだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1,589名 (有効回答数)