30代小学校教諭、女子生徒へのわいせつ行為で懲戒免職 「触った場所」に衝撃広がる
休み時間中の教室でふたりきりになった際、女子生徒の下着の中に手を入れて、下腹部を触るなどしたという。取り調べに対し、男性教諭は「みぞおちにできた湿疹を確認した」と主張した。
一向になくなる気配を見せない、教職員によるわいせつ行為。
26日、山形県内の公立小学校の30代の男性教諭が、教え子の女子生徒にわいせつな行為をしたとして、懲戒免職になったことが判明し、ネット上で注目を集めている。
■ふたりきりの教室でみぞおちを……
報道によると、問題の行動が行なわれたのは昨年6月下旬。
休み時間中の教室でふたりきりになった際、女子生徒のみぞおちにできた湿疹を指で触ったり、下着の中に手を入れて下腹部を触るなどしたという。また、翌日にも下腹部を触ったそうだ。
女子生徒と保護者が校長に相談したことで発覚。男性教諭は湿疹が他にもないか確認するために触れたと主張したが、保護者に対してその連絡がなかったため、わいせつな行為だと判断された。
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■「誰を信じれば」「それ医者の仕事」
この報道に対し、ネット上では怒りの声が相次ぐことに。
「小学校の教室で休み時間に先生が、もう何を誰を信じればいいのでしょう?」
「みぞおちに湿疹ができてたとして、なぜそれに気づく?」
「湿疹が他にもないか確めるためなら保健室にいる女性に確かめてもらうべきでしょう」
「湿疹がないか確認したりは医者の仕事だろう」
たしかに、実際に湿疹があったとしても、見るだけでなく実際に触れるというのは、明らかに許されない行為だろう。
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■子供の頃に性被害に遭う人は少なくない
しらべぇ編集部が、全国20〜60代の男女1,664名を対象に調査したところ、全体の15.0%が「子供の頃、性被害に遭いそうになった」と回答した。
男性は10.3%だが、女性は19.6%とほぼ2倍。未遂に終わった人が含まれるとはいえ、「このままいくと性犯罪」と認識できた状況と考えると、かなりの割合と言える。
このようなわいせつ行為が判明すると、真面目に頑張っている多くの教師に迷惑をかけてしまう。
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国の20〜60代の男女計1,664名(有効回答数)