オリラジ中田敦彦「経営者視点を持とう!」 新刊『労働2.0』に込めた想いに迫る

オリエンタルラジオ・中田敦彦が、新しい働き方について記した著書『労働2.0』を上梓した。作品に込められた思いについてインタビューを行った。

2019/03/31 08:30

中田敦彦

相方である藤森慎吾と共にリズムネタ「武勇伝」で鮮烈なデビューを果たしたオリエンタルラジオ・中田敦彦。 昨今では、お笑い芸人としての活動に留まらず、経営者としての手腕が多くの注目を集めている。

今月16日には、自身5冊目となる著書『労働2.0 やりたいことして、食べていく』(PHP研究所)を上梓した。しらべぇ取材班は、新刊に込められた想いや今後の活動についての話を聞いた。


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■起業したい人の後押しに

中田敦彦

『労働2.0』とは、一つの職種・会社・場所にとらわれず、「雇われる」だけではなく「雇う」視点も取り入れ、「やりたいこと」を実現し食べていく新時代の働き方のことを指している。

本書では、中田が実体験から導き出した、才能の見つけ方や活かし方について事細かに説明されているが、どのような想いを込めて執筆に挑んだのだろうか。

中田:才能のある人たちを仲間にして、その人たちと起業するにはどうすればいいのか、というフェーズを書いたのが『労働2.0』です。


みなさん「副業をはじめるのが怖い」とか「転職するのが怖い」とおっしゃっていて、僕のこれまでの取り組みが意外とみなさんのテーマとして捉えられている気がしました。


芸人の仲間も、「給料が上がらない」とか「思い通りに行くことばかりではない」とか、みんな同じような悩みを持っていて、「こうすればいいのに!」と思っていても、なかなか伝わらないことがあるので、この本で伝えたいですね。



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■経営者視点を持とう!

中田敦彦

本書には、中田がトライアンドエラーを繰り返した末に見つけた独自のノウハウが余すことなく記されている。すべてをさらけ出すことに抵抗はなかったのだろうか。

中田:まったくないですね(笑) 一つの杯をみんなで奪い合うようないわゆるゼロサムゲームと言われる状態だったら、それは教えたくないことかもしれません。


でも、この方法論で言ってることは、労働者としての教育しか受けてこなかった国民に対して、自分でお金を作るという「経営者視点を持とう!」ということなので浸透しても決して損害はないです。

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■「みんな何かしら才能を持っている」
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