オリラジ中田敦彦「経営者視点を持とう!」 新刊『労働2.0』に込めた想いに迫る
オリエンタルラジオ・中田敦彦が、新しい働き方について記した著書『労働2.0』を上梓した。作品に込められた思いについてインタビューを行った。
■「みんな何かしら才能を持っている」
中田は、自身が運営するオンラインサロンのメンバーと交流を重ねる度に、誰もが個性や才能を持っているものの、本人はその強みに気づいていないことが多いことを知ったと記している。
そのため、他人の来歴を強く意識するようになり、その人にしかない「才能の鉱脈」を探ることが、楽しみの一つとなったようだ。
そこで、最近、発見したおもしろい才能について尋ねてみたところ、自身が立ち上げたアパレルブランド「幸福洗脳」のスタッフの名前を挙げた。
中田:みんな何かしら才能を持っていて…「幸福洗脳」のスタッフでいうと、男性スタッフのTは誰よりも僕のラジオを聞いているファン。
お客さんは熱心にラジオ聞いてくれている人が多いので話が合うわけです。そのスペックは、すごく大きな価値で素晴らしいなと思いました。
知世千世って女の子は、地下アイドルをしていたんですが、じつは美大卒で刺繍とミシンの扱いにすごく慣れていて…刺繍やミシンを使う作業のときにありがたい存在です。
あと、オンラインサロンに伊藤さんというベテランの女性がいるんですけど、その方は非常に物怖じしないタフネスな人。クレームや問い合わせが来た時には、まず伊藤さんに聞いてもらっているので、僕は営業部長って呼んでいます。
一人一人の個性や才能を見抜き分析し適材適所に配置することで、より個人が輝きますよね。
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■腹落ちしているか
自分の才能が見つかり活動したいと願っても、家庭の事情などで行動に移せない人もいるだろう。もし、自身が新しいことにチャレンジしようとした際、家族に引き止められたら、どのようにして説得するのだろうか。
中田:「何かやろう!」と思ったときに協力を得られないとなかなか厳しいですよね…もし、論理立てて説明しても説得できない場合は、自分の中で腹落ちしてないってこと。
自分が考えていることを伝えて、それで理解してもらえないとしたら、それは自分の説明が悪いか相手とリズムが違うかのどちらかだと、僕は思います。