あれは嘘だったのか? 入社後「事前に聞いていた話と違う」と感じた人の割合に驚愕
4月1日に入社してみたら…「話と全然違うじゃないか!」と思った人もいる?
■どのようなときに感じた?
どのようなときに「事前に聞いていた話と違う」と感じるのか。複数の人に話を聞いてみた。
①残業だらけ
「前職が残業ばかりで、終電で帰ることが当たり前になっていた。自分の時間を持ちたいということで転職活動していたら、『うちは無駄な残業はしてない』と面接でいわれ、入社を決定。
ところが入社してすぐ、社員が『俺は200時間』と残業時間を自慢するような会話をしていて…早々に転職活動を再開しました」(30代・男性)
②風通しが良いと聞いたが…
「面接の際、社長から『うちは少数精鋭で風通しが良く、社員もみんな和気藹々としている』と聞いていた。ところがいざ入ってみるといざこざが多く、派閥ができていてギスギス。どこが和気藹々だ」(20代・男性)
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■待遇が悪いことも
③SEをやりたかったのに…
「前職では営業をやっていましたが、どうしてもシステム開発の仕事がしたかったので、今の会社に見習いSEとして入社しました。
ところがしばらく勉強していたら、『余裕がないから営業をやれ』と言われ。結局前職と同じ仕事になり、騙された気分」(20代・男性)
④待遇が劣悪
「希望する給料を出してもらい、さらにフレックス通勤も認めてもらえると言う約束で入社。ところが初日の面談で『新人のうちはこの値段で。しばらく朝9時に出社するように』といわれた。
甘んじて受け入れ今も働いているけど、納得はしていない」(40代・男性)
「聞いてた話と違う」ことは、かなり多い様子。入社前にしっかり話をして条件を書面に残すなど、内定承諾の前に一旦落ち着いて確認したほうがよさそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
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