「年寄りは早起き」は本当なのか? 朝6時前までに起きて活動する人の割合は…
「早起きは三文の徳」と言われているが、6時より前に起床する人はどのような人なのだろうか。
名だたる成功者は早起きが多いとされ、スターバックス元CEOのハワード・シュルツは毎朝4:30に起きていると言われている。
日本でも、2008年頃から、出勤・登校前の朝の時間を「勉強」「スポーツ」「趣味」などに当てて有効活用する朝活が広まり、早起きを実践している人も増えているようだ。
朝はゆっくり過ごしたいと考える人がいる一方で、6時より前に起床し活動している人はどれくらいいるのだろうか。
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■4人に1人が6時前起床派
しらべぇ編集部は、全国10〜20代の男女1,732名を対象に調査を実施。その結果、全体の26.0%が「朝6時より前に起床している」と回答した。
なお、男性28.8%に対して、女性23.6%とやや男性に早起きする人が多いようだ。
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■50・60代男性の早起き率
さらに、男女年代別に見ていくと…
もっとも割合が高いのは50代男性で43.0%と全体平均を大きく上回った。60代男性が僅差で続き、同世代の女性と15ポイント差をつけている。 一方で、10・20代は1割台と6時より前に起きている人は、ほんの一握りのようだ。
また、男女ともに年齢を重ねるたび、6時前に起きる人が順当に増えていることも特徴的である。「年寄りは早起き」と言われているが、あながち間違いではないようだ。
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■専業主婦は朝忙しい
また、このデータを職業別に見ると、興味深い傾向が見えてきた。
もっとも割合が高いのは専業主婦層で34.0%。家族のために朝食やお昼のお弁当を作る母親も多いだろう。そのため、6時前には起床して一通り家事をこなしているのかもしれない。
一方で、9.3%と1桁台で最下位にランクインしたのは、学生層。登校時間は決まっているものの、社会人の出社時間に比べると比較的ゆっくりできるため、6時前までに起きている人は少ないのかも。
さらに、エリア別に見ていくと異なる地域差が見えてきた。
「6時前に起きる」と回答した割合がもっとも多い地域は、北海道で31.1%。 一方、四国・中国地方は1割台に留まり、朝はゆったり過ごす人が多い傾向もあるようだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1732名(有効回答数)