「はんこがお辞儀」「結婚式にファーNG」 増え続けるマナーに反発の声多数

社会人としてマナーを学びたい人がいる一方で、近年は増え続けるマナーに批判的な声もよく聞くようになった。

2019/04/11 08:00



■ファーは殺生を思い浮かべるので…

「結婚式でファーを身につけてはいけない」と、聞いたことがある人もいるだろう。

「結婚式でファーを身につけるのは、殺生を連想させるのでNGだと聞いてびっくりした。若い頃に何度が身につけて行ったことがあるし、着ている人を見たこともある。


ネットで調べるとOKだと言っている人もたくさんいたので、さらに頭の中がややこしくなっている。そもそも殺生を連想させるものがだめなら、肉料理を出すのさえNGになるのでは?」(40代・女性)


関連記事:加藤浩次、電車での迷惑行為に「降ろせばいいのに」と苦言 共感の声相次ぐ

■一度広まると戻れない

後から検証してそのマナーが間違っていることがわかっても、広まってしまった以上は信じ続ける人がいるのだ。

「はんこをお辞儀するように傾けて押すというマナーは、あまりにもやりすぎた例として問題になった。ただこれを信じている人も、世の中にはいるかもしれない。


もし自分の上司が信じていると困るから、誤解を与えないように新しいマナーに対応してしまう。するとそのマナーが定着する悪循環」(30代・男性)


これからもさらに、マナーは増え続けるのかもしれない。

・合わせて読みたい→

(文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年3月22日~2019年3月27日
対象:全国10代~60代の男女1,732名(有効回答数)
就活マナー社会人調査
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング