外国人観光客の迷惑行為が深刻化 公務員は約8割が「処罰が必要」
多くの観光客で日本各地がにぎわっているが、その反面、マナー違反をする外国人も増え続けている。
日本に大きな経済効果を与えている外国人観光客。見かけない日はないほど海外から多くの人が日本に訪れている一方で、昨今では無断での写真撮影や、公共の場所で座り込むなど目に余る迷惑行為も目立つようになってしまった。
こういった、マナー違反に対して、迎える日本人はどう考えているのだろうか。
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■6割強が「罰するべき」
しらべぇ編集部が、全国10代〜60代の男女1,732名を対象に調査したところ、全体の65.5%が「外国人観光客の迷惑行為にも厳しい処罰が必要だと思う」と回答した。
なお、男性は63.3%、女性は67.5%と、女性のほうが男性と比べ厳しい目を向けている様子。
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■10代と20代で変化する価値観
この調査結果を男女年代別で見てみると…
男性でもっとも割合が高かったのは、10代男性で71.6%。若年層は無関心かと思いきや、意外にも外国人の困った行動を問題視しているようだ。
一方、20代男性は49.3%と、ほかの年代と比べても明らかに割合が低く半分を切る結果に。迷惑行為があることを認識しつつも、海外からの観光客が増え日本がにぎわう様子に喜びを感じているのだろうか。
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■一番深刻に受け止めているのは公務員
また、職業別で見ていくと、納得がいく結果が見えた。
ほかの職業と比べ、比較的真面目なイメージの公務員が78.6%とダントツトップにランクイン。国や地方の職務を担当しているだけあり、日本が抱える問題に人一倍注目している人が多いようだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1732名 (有効回答数)