「俺の痕を残してやる」 元交際相手に唇を噛みちぎられた女性が恐怖体験を告白
復縁を迫った元交際相手の男性が、女性の唇を噛みちぎる事件。男性は懲役12年の刑を宣告された。
■傷跡との戦い
ケイラさんは300針以上も縫う整形手術を受けたが、口の周りに後遺症が残っている。
「彼が自分の痕跡を残すために故意にやったことだと聞いています。フルーリはとても支配的で、私のことをまるで自分の『所有物』のように扱いました」
事件のことを思い出すと大きな悲しみを感じるものの、「この傷跡は、私が克服してきたことの象徴です」と、当時よりも強くなった自分を実感すると語るケイラさん。
彼女は現在、手術後から献身的に支えてくれたブレイクさんと幸せな生活を送っている。怪我の影響で当時通っていた歯科衛生士の学校を退学したが、今後はDVに関する研究を行うために学業に復帰することを目指し寄付金を募っている。
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■ネットの反応は…
SNSではフルーリ被告に対する怒りと、ケイラさんの幸せを願うコメントが多く見られた。
「ケイラさんが自分の娘だったら、被告の顔を切り取りたい」
「因果応報でフルーリ被告は大きな代償を払うことになるでしょう」
「ケイラさんの回復を願っています。彼女は傷跡の有無にかかわらず美しいと思う」
「目に見える傷は時がたてば薄くなります。 ケイラさんの将来がよいものになることを願っています」
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■交際相手とのトラブルを調査
しらべぇ編集部が全国20〜60代の恋愛経験がある男女1,283名を対象に調査したところ、全体の10.2%が「交際相手とのトラブルで身の危険を感じたことがある」と回答した。
交際相手による傷害事件が後を絶たない。相手を自分のものにしたいという意識が過剰に表れ、心身ともに傷つけるという誰も望まない結果を生んでいる。愛情と執着心を混同せず、一人の人間として尊重する姿勢を忘れてはならない。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の恋愛経験のある男女1,283名 (有効回答数)