他人から話し方を指摘されたことある? 若者の「日本語の乱れ」が際立つ結果に
言葉はその人の印象を大きく左右するものだが…
人とコミュニケーションを取る上で会話は欠かせない。話し方ひとつでその人の印象が大きく変化するため、言葉使いに注意している人もいるだろう。
昨今では、「最近の若いもんは…」を枕詞に、若者の言葉の乱れを指摘する声をたびたび耳にするが、実際に話し方を注意された経験がある人はどれくらいいるのだろうか。
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■2割に指摘された経験あり
しらべぇ編集部は、全国10〜20代の男女1,732名を対象に調査を実施。その結果、全体の23.3%が「他人から「話し方」を注意されたことがある」と回答した。
なお、男性22.8%に対して、女性23.7%と男女で大きな差はないようだ。
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■若い世代は3割越え
さらに、この調査結果を男女年代別にみていくと…
もっとも割合が高いのは、10代男性で37.0%。20代女性、10代女性が3割台で続き、話し方を注意されやすい人は若い世代に目立つようだ。
一方で、もっとも割合が低いのは男女ともに60代であり、女性は1割を下回っている。また、年齢とともに経験率が徐々に減少してことも印象的なグラフだ。
若者が当たり前のように使用している「やばい」「メシ」「すげぇ」などの言葉は、高齢層に「汚い言葉」として受け取られやすい。
特に、女性には丁寧な言葉を使って欲しいと願う人も多いため、乱れた言葉を使用した際に「口が悪い」と注意された経験があるのかも。
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■公務員は注意されがち?
また、この調査結果を職業別にみていくと…
もっとも話し方を注意された経験が多いのは、公務員層で33.9%。学生層が同じく3割台で続いた。
一般的に、公務員と聞くと真面目で誠実に仕事をこなしている人をイメージするだろう。そのため、窓口対応の際、何気なく使った言葉を高齢層から指摘された経験があるのかも。
一方、最下位には会社経営が11.1%と全体平均を大きく下回ってランクイン。会社のトップとして人前で話す機会が多いため、周囲から信頼され「人を惹きつける話し方」を日夜研究し身につけているのだろう。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1,732名(有効回答数)