なぜジャンプしても地面に戻ってくる? チコちゃんの回答に困惑の声多数
『チコちゃんに叱られる』でジャンプの秘密に迫る!? まさかの回答に困惑の声多数
19日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマ「なぜジャンプしても地面に戻ってくる?」が、話題となっている。ふつう、回答は「重力」と答えたいところ。しかし番組ではそれだけではなく、重力の仕組みから解説してくれた。
■理由は「時空のゆがみ」
テーマに対するチコちゃんの回答は「時空のゆがみに引っ張られているから」という。重力は「誰でも持っている力だが、まだわからないことが多い」と説明した。
番組では「時空のゆがみ」をスポンジと鉄球、ビー玉を使って説明した。スポンジを時空(宇宙空間)に例えそこに存在する質量を鉄球として説明した。鉄球をスポンジに乗せると乗せると鉄球の部分が凹む。この凹みを時空のゆがみと表現しているようだ。
スポンジの上にビー玉を転がすと、鉄球へ向かってビー玉が転がっていく。これが宇宙のどこにでも働いており、質量が大きければ大きいほど重力(ゆがみ)が大きくなる。
地球(鉄球)がとてつもない質量、つまり重力を持っているため、人間(ビー玉)はそれに引っ張られて移動する。つまり「地球に引っ張られるためジャンプしても地面に戻ってくる」と解説した。
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■北極・南極と赤道では異なる
番組では「時空のゆがみ」という表現をしたが、重力の影響ということで間違いないのかもしれない。
人間にも重力があるが、他人の重力を感じたことはないはずだ。それは地球の重力が大きいため、人間が持つ微々たる重力では影響しなくなるという。実際に人間が持つ重力は地球の1/1000垓程度である。
また、自転による遠心力の影響で北極・南極と赤道では重力のかかり方が変わるそうだ。赤道の方が重力の影響が少なくなるため、体重が少し減ると解説した。