自分がいなくなったら妻は生きていける? 若い夫は「心配性」な傾向も
どれだけ仲がいい夫婦でも、この世を去るタイミングは異なるのが定め。夫たちはどのように考えているのだろうか。
昨年9月に亡くなった女優・樹木希林さんの後を追うかのように、夫でロックミュージシャンの内田裕也さんが今年3月にこの世を去った。心中や事故といった特殊なケースを除けば、夫婦のどちらかが先に亡くなり、どちらかは残されることになる。
「もし自分が命を落としたら、残された家族はどうなるだろうか…」と考えたことがある人は、少なくないだろう。では、夫と妻という関係においては、どうなのだろうか。
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■「いなくても大丈夫」が5割
しらべぇ編集部は、全国20〜60代の既婚男性402名を対象に「自分がいなくなったら妻はどうなると思う?」という調査を実施した。
「生きていける/生きていけない/わからない」という選択肢に対して、もっとも多かった回答は、「いなくなっても生きていける」で48.0%。「いなくなったら生きていけない」が28.9%で続いた。
共働き化も進んだ現代社会、また生命保険などの備えをしっかりしてある家庭なら、「自分がいなくなっても大丈夫だろう」と考える人が多いのかもしれない。
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■若い夫は心配性?
この調査結果を「生きていけない/生きていける」という回答に絞って、年代別に見てみると…
「生きていける」という回答がもっとも多かったのは、30代の夫で55.6%。50代が54.2%で続く。40代で大きく凹んでいる以外は、概ね5割前後だ。
一方、「生きていけない」という回答は、20〜30代の夫で突出。この世代のみ4割を超えている。子供がいる場合は年齢が幼いのに加えて、貯蓄などが限られる状況も伺える。
再婚などの選択肢ももちろんあり得るものの、若い世代では心配に感じる人も多いようだ。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
対象:全国20代~60代の既婚男性402名 (有効回答数)