元RAG FAIRで保育士・気象予報士の「ボイパのおっくん」 立憲から参院選出馬へ

ボーカルユニット・RAG FAIRの元メンバーで「ボイパのおっくん」こと奥村政佳氏が、立憲民主党から参院選立候補を表明。

2019/04/24 06:00



■保育士目線を政治に届けたい

そして奥村氏は、次のように語った。

「3つ目は、今回最も大きい理由かもしれません。保育士目線の声を政治の世界に届けたい。なぜなら、最近の政策を見ていると、現場の声がなかなか届いていないと思うからです。


さまざまな保育にまつわる問題は、最近のこのようなニュースになる前から保育士の中では話題になっていました。そしてこれからもいろいろな問題が出てくると思います。


とにかく、保育士目線の声をそれもスピード感を持って政治の世界に届けたい。そのために今、保育と政治、保育士と政治をつなげていかなければなりません。現場で体験した保育士の目線から、こういった実態の改善に取り組んでいきたい。


そして、全国の保育士の皆さんにこういうふうに呼び掛けたいです。みんなで声を上げて、改善をしていきましょう。今、子育てをしているパパ、ママも大変です。


保育の現場を政治に今、つなぐ。保育士の笑顔は子供の笑顔。奥村政佳の次の挑戦を応援していただきたい」


関連記事:子供と過ごすことにストレス… 専業主婦の本音に「わかる」「つらくなる」と反響

■記者の不躾な質問にも丁寧に対応

筆者は奥村氏の名前も聞いたこともなければ、活動も知らない。そこで、失礼を承知で「大変失礼な質問ですが、どのような活動で有名になられたのでしょうか?」と質問した。

奥村氏は次のように答えた。

「学生時代からアカペラといって、無伴奏で演奏するスタイルの音楽をやっていました。その中で『ハモネプ』という企画が2001年にフジテレビのほうで立ち上がって、そこに出演することがきっかけで、ボイパ(ボイスパーカッション)を広めたというふうに言っていただいていると自負しています。


そういう活動の中から日本のアカペラブームの一応、牽引したと、僕が言い切ります。そういう中でいろんな方に応援をしていただきました」


福山幹事長は奥山氏に関して、「若い世代で専門的な資格を持っている方が、当事者の声を上げていただくというのは、まさに立憲民主党らしい候補者だ」と紹介した。

・合わせて読みたい→子供と過ごすことにストレス… 専業主婦の本音に「わかる」「つらくなる」と反響

(取材・文/France10・及川健二

参院選保育士立憲民主党福山哲郎
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング