元RAG FAIRで保育士・気象予報士の「ボイパのおっくん」 立憲から参院選出馬へ
ボーカルユニット・RAG FAIRの元メンバーで「ボイパのおっくん」こと奥村政佳氏が、立憲民主党から参院選立候補を表明。
■保育士目線を政治に届けたい
そして奥村氏は、次のように語った。
「3つ目は、今回最も大きい理由かもしれません。保育士目線の声を政治の世界に届けたい。なぜなら、最近の政策を見ていると、現場の声がなかなか届いていないと思うからです。
さまざまな保育にまつわる問題は、最近のこのようなニュースになる前から保育士の中では話題になっていました。そしてこれからもいろいろな問題が出てくると思います。
とにかく、保育士目線の声をそれもスピード感を持って政治の世界に届けたい。そのために今、保育と政治、保育士と政治をつなげていかなければなりません。現場で体験した保育士の目線から、こういった実態の改善に取り組んでいきたい。
そして、全国の保育士の皆さんにこういうふうに呼び掛けたいです。みんなで声を上げて、改善をしていきましょう。今、子育てをしているパパ、ママも大変です。
保育の現場を政治に今、つなぐ。保育士の笑顔は子供の笑顔。奥村政佳の次の挑戦を応援していただきたい」
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■記者の不躾な質問にも丁寧に対応
筆者は奥村氏の名前も聞いたこともなければ、活動も知らない。そこで、失礼を承知で「大変失礼な質問ですが、どのような活動で有名になられたのでしょうか?」と質問した。
奥村氏は次のように答えた。
「学生時代からアカペラといって、無伴奏で演奏するスタイルの音楽をやっていました。その中で『ハモネプ』という企画が2001年にフジテレビのほうで立ち上がって、そこに出演することがきっかけで、ボイパ(ボイスパーカッション)を広めたというふうに言っていただいていると自負しています。
そういう活動の中から日本のアカペラブームの一応、牽引したと、僕が言い切ります。そういう中でいろんな方に応援をしていただきました」
福山幹事長は奥山氏に関して、「若い世代で専門的な資格を持っている方が、当事者の声を上げていただくというのは、まさに立憲民主党らしい候補者だ」と紹介した。
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(取材・文/France10・及川健二)