オフィスカジュアルはカジュアルなのにデニムNG? TPOで服装をわきまえる人の割合は…
生活するなかで、どうしても必要になる「TPOに合わせた服装」。塩梅が難しい場合もあるが…
「TPO」とは、時や場所など、場合によって服装などを使い分けることだが、現代日本でもそういったことを求められる人は多いのではなだろうか。
たとえば、冠婚葬祭は細かい決まりがあり、知識なくそのルールからはずれてしまうと、「非常識」だというレッテルを貼られることも。
また、日常で言えば、会社での「オフィスカジュアル」だろうか。カジュアルといいつつ、デニムは容認されていないことも多く、塩梅が難しいと感じる人もいるのでは。
これだけ服装が多様化した世の中では、悩みのタネになることもあるのではないかと思うが、実際にTPOに合わせて服を選べている人はどのくらいいるのだろう。
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■約半数が「TPOをわきまえている」
そこで、しらべぇ編集部が、全国10~60代の男女1732名を対象に調査したところ、「自分がTPOをわきまえた服装をしていると思う」人は、全体の44.8%。約半数もの人がTPOを考えて服を選んでいるようだ。
男女別では、男性は37.9%、女性は50.9%と、女性のほうが、13ポイントも高い。女性は、服のデザインや種類も多様なので、その分気にかけている人が多いのかもしれない。
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■高年齢は細かい制約
さらに男女年齢別で見ると、やはり全体的に女性のほうの割合が高く、とりわけ10代・50代・60代は半数をこえる結果。
女性は年齢によっても良しとされる服装が違う。たとえば高年齢層は、着物なら季節の模様をあしらった着こなし、ブランドものなら年齢に合ったものなど、制約があるのではないだろうか。そのため、スーツが多い男性に比べると考えることも多いのかも。
また10代女性は洋服に興味の出はじめる年頃。20代〜40代にくらべ、その場に合う服を考えることも多く、その傾向があらわれたのではないだろうか。
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■容姿に自信があれば服にも?
一方、「容姿に自信がある」人でわきまえた服装をしている人は、65.1%。「自身のない」人は、42.3%という結果。約23ポイントもの差が。
やはり服装は容姿にかなり関係するもの。自信のある人は、TPOふくめ、そうとう気をつかっているのかもしれない。
明確な正解がない場合もある「TPOに合わせた服装」はなかなか難しい。しかし、最低限のルールは知識としてもちつつも、一緒にいる人が恥をかかないという気持ち程度で考えて、あまり悩みすぎないように選びたいものだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1732名 (有効回答数)