『デカメロン』『失楽園』… 芸能界や文学の中でおなじみ不倫バレが実際に起こった人は?
芸能界や小説のなかでは良く見られる不倫。実際にしている人もいるだろうが、バレた人はどのくらいなのだろう。
不倫というと、すこし前の、ベッキーと人気バンド『ゲスの極み乙女』の川谷絵音や、『20世紀少年』(刊:小学館)などで有名な漫画家の浦沢直樹などなど、タレントも作家も音楽家も、職種関係なく、様々な人が連日テレビを賑わせている。
もともと不倫は、古来から世界中でまきおこるトラブルのもとであり、また、人々の刺激を誘うテーマでもあったようだ。
古くはイタリア文学の『デカメロン』や、イギリス文学の『チャタレイ夫人の恋人』、日本では『失楽園』などなど、例を挙げるとキリがないほど、多くの作品が発表されてきた。
しかし、これは小説や芸能人のなかの話だけではなく、SNSなどでも不倫をされた・したという話もたびたび見かける。創作の世界では、不倫はバレるのもセットということが多いが、実際にはどうなのだろうか。
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■不倫バレした人は約3割
そこで、しらべぇ編集部が、全国20~60代の不倫経験者の男女207名を対象に調査したところ、「不倫がバレたことがある」人は、全体の30.9%。
男女別では、男性は37.1%、女性は25.5%と、男性のほうが約12ポイントも高い結果だ。不倫自体、よろしくないことだと考えると、3割は高い割合ではないだろうか。不倫バレは、想像以上に現実でもありふれていることなのかもしれない。
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■60代の恋は燃える?
さらに年齢別で見ると、バレたことのある人は、30代が36.1%、次いで20代が33.3%という結果。60代も3割超えで32.4%という結果だ。
20代・30代は、やはり若気の至りとでもいうのだろうか。不倫をしてしまったものの、隠し通す技量のない人も多いのかも。
また60代は、歌人の川田順が『老いらくの恋は怖るる何ものもなし』と詠んだ言葉が示すように、恋愛で燃え上がり不倫してしまう人も多いのだろうか。
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■不倫はやっぱりバレる?
不倫は嘘のうまさも命運を左右するように思えるが、実際にはどうだろうか。「嘘がうまい」のにバレた人は25.9%、「嘘がヘタ」な人は32.9%という結果だ。
やはり、うまい人のほうが割合は低い。しかし、約3割となると、さほど低い割合にも思えない。不倫はどうしても、やがて明るみに出てしまうということだろうか。
不倫をするに至った事情も、もちろん個々で違うだろう。しかし身の破滅になりかねない行為であることは事実…。大切な人、そして自分のことも傷つけないよう理性を失わず判断していきたいものだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の不倫経験者207名 (有効回答数)