タモリ、大阪・ミナミを歩く 死者100名を超えた「千日デパート火災」を思い出す視聴者続出
『ブラタモリ』(NHK)で、タモリ一行が大阪・ミナミを歩いた。視聴者の間では千日前で起きた火災が話題に…。
18日に放送された『ブラタモリ』(NHK)では、タモリ一行が大阪府の繁華街・ミナミを訪問。今回のテーマ「なぜミナミは日本一のお笑いの街になったのか」を探る一方で、視聴者の間では、千日前で発生した火災について話題となっている。
■明治時代に大火事が発生
ミナミにある千日前では、明治45年に「演芸を進化させた大事件」と言われる大火事が起きた。当時、火は強い冬の西風にあおられ、1キロ以上燃え広がったという。
また、明治時代のため、木造でできた見せ物小屋や客席は、10時間燃え続けた大火ですべて焼失してしまった。
関連記事:夫が手作り弁当をこっそり捨てていた… まさかの主張に妻は激しく困惑してしまう
■大火事によりお笑いが進化
ところが、千日前はこの大火事により、演芸の文化を残しつつ、世界の流行を集める最先端のエンターテインメント街へと生まれ変わっている。
見せ物小屋や客席が並んでいた場所はモダンな建物が並ぶ近代的な通りに一新され、映画館や劇場、屋内遊園地や水族館のある娯楽街になったという。なお、男性客ばかりだった街には、家族連れやカップルも訪れるようになった。