山開き前の富士山に軽装で登り救助要請 自力で勝手に帰宅した男性に批判が殺到
富士山で救助要請をしたにもかかわらず、自ら下山し帰宅したことに波紋が広がる
■無思慮な行動に批判殺到
山開き前の危険を冒してまで、救助活動を行ったレスキュー隊。そうした思いや行動を踏みにじるような行為に対しては、批判の声が目立つ。
「救助隊にも家族がいるのに、危険を冒してまで自分を助けようとしてくれたことに何とも感じないのか? 本当に理解できない」
「これはダメだ。この際、登山での救助要請は有料化すべきだな」
「長野の救助ヘリ墜落事故からも分かるようにどれほど危険な思いをして捜索していたか。二度と山に登らないでほしい」
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■実際に登ったことがある割合は…
今回の無謀な登山とその後の対応は看過できるものではないが、一方で日本人なら一度は富士山に登ってみたいという人も多いだろう。
しらべぇ編集部が全国の20代〜60代の男女1,376名を対象に調査したところ、「富士山に登頂したことがある」と回答したのは全体の11.1%。かなり限られた割合だ。
登山の際は万が一の場合に備えての装備、そして保険制度への加入を検討するなど万全の体制を心がけたい。救助の要請をした時には、現場から動かないことが鉄則だ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1376名(有効回答数)