健康であることの大切さを学ぶ瞬間? 入院した経験がある人の割合は…
「熱が出た」「腰が痛い」などの理由から通院することはあるだろう。果たして入院経験者はどれくらいいるのだろうか。。
「風邪を引いた時」「骨折してしまった時」体の調子が悪い時に真っ先に向かうのが病院だろう。簡単な診察で終わる病気や怪我であれば良いのだが、中には入院を余儀なくされる場合も。
生きてる限り病気や怪我とは切ってもきれない関係ではあるものの、入院した経験がある人はどれくらいいるのだろうか。
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■2人に1人が入院経験
しらべぇ編集部は、全国10〜60代の男女1,732名を対象に調査を実施。その結果全体の52.1%が「入院した経験がある」と回答した。
2人に1人が入院経験者であると考えると、なかなか深刻な数値だ。 なお、男性は50.7%、女性は53.3%とやや女性の割合が高いものの、男女問わず平等に病気や怪我が訪れる様子が伺える。
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■60代は7割越え
さらに、この調査結果を男女年代別に振り分けると…
経験率ということもあり年齢とともに順当に割合は増えていき、もっとも高いのは男女ともに60代で70.1%と同率。一方で、10・20代といった若い世代でも入院経験者が3割を越えている。
一般的に歳を重ねると老化が進み、病気や怪我のリスクが増えていくと言われている。この調査結果からも、若いうちから健康意識を高めることの重要さが伺える。
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■入院経験者に話を聞いた
しらべぇ取材班は、実際に入院をしたことがある人に入院中の話を聞いてみた。まず、大学生時代に入院した経験があると話す20代女性は…
「高熱がなかなか下がらず入院したことがあります。夜中にナースコールを鳴らすほどの頭痛や吐き気に襲われた時は、入院してよかったと思いました。
ただ、同じ部屋の人のいびきや寝言がうるさくて満足に睡眠が取れなかったことや、2週間近くお風呂に入れなかったことは苦痛でしたね。あれ以来入院はしていませんが、立ち止まってゆっくり考える時間でもありました」
また、自営業の50代男性にも話を聞いたところ…
「脳梗塞になり、病院に緊急搬送され入院しました。対応が早かったおかげもあり、大事に至らず。 その後、原因となった不整脈の手術のため1週間程度入院しましたが、入院生活は退屈で病院食はあまりおいしくなく…健康であることの大切さを感じました。
また、普段はなかなか会えない遠方に住んでいる家族もお見舞いに来てくれたことも嬉しかったです」
怪我や病気を経験し入院したことで、人生を振り返る時間を作ることができ、改めて健康であることのありがたさに気づいたと語ってくれた。
今回の調査結果から、過半数の人に入院経験があることが判明している。人生100年時代といわれ、ますます日本の高齢化は進むが、健康はお金で買うことができない。
怪我や病気のリスクを少しでも減らすため、食生活に気を配る、日常生活に運動する機会を加えるなど、若い内から健康を意識した生活を心がけること大切と言えるだろう。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1732名 (有効回答数)