太田光、自身の辛い経験もとに「死を考える人」へ熱弁 「凄い発見できる近くにいる」

川崎市で発生した死傷事件について、太田光が…

2019/06/02 15:00



■「死んでもいい」と思っている人にメッセージ

これを聞いたテリー伊藤は「太田さんは自分で気づけたけど犯人は気づけなかった。誰かが助けるべきだ」とツッコミを入れる。しかし太田は、

「俺はすぐ近くにいると思うのね、彼のような人が。『自分って死んでもいい』って思ってる人は、もうちょっと先に、それ(新しい発見)を見つけるすぐ近くにいるよってことを、知ってほしい。


そのきっかけさえあればって思うんだよね、凄い発見ができる近くにいると思うんだよね 」


と「死んでもいい」と思っている人こそ、「新しい発見」ができる。それに自分で気がついてほしいとメッセージを送った。


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■太田の熱弁に称賛の声

太田の熱弁に、心を打たれた人が続出している。

https://twitter.com/LEA4N0Bz2tpGEJH/status/1135023884485292032

https://twitter.com/shibaChao/status/1134994357092724741


関連記事:木下優樹菜、川崎・登戸殺傷事件に悲痛 「ゆるせない」「残酷すぎる」

■太田の想いが届くことを期待

自殺した犯人の罪は重く、絶対に許されるべきではない。しかし再発防止のためには、「1人で死ね」と糾弾するのではなく、「死にたい」と思っている人を1人でも減らすことが近道のはず。太田のメッセージには、そのような意図があったのだろう。

しらべぇ編集部が、全国20〜60代の男女1353名を対象に実施した調査では、「死にたい」と思った経験を持つ人がかなり多く存在していることが判明している。

自殺2

「犯人への糾弾」でなく「再発防止」を念頭に、死を考える人に自身の体験を踏まえ「新しい発見をしよう」と語りかけた太田。彼の思いは多くの人の心に響いたようだ。

・合わせて読みたい→木下優樹菜、川崎・登戸殺傷事件に悲痛 「ゆるせない」「残酷すぎる」

(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2015年12月22日~2015年12月24日
対象:全国20代~60代の男女1,353名
事件TBS調査テリー伊藤太田光サンデージャポン
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