世界三大美女も歌に詠んだアノ悩み? 現代人は意外にドライだった
思いを募らせて病のようになってしまう「恋わずらい」。現代ではどのように考えられているのだろうか。
「世界三大美女」といわれる小野小町も、その様を和歌にして詠んだ「恋わずらい」。
恋い慕う気持ちがつのりすぎて、病気のようになることであり、時代を問わず語られてきたテーマである。文明が発達した現代ではどのように考えられているのだろうか。
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■現代人は恋愛にドライ?
しらべぇ編集部が、全国10~60代の男女1,732名を対象に調査したところ、「恋わずらいになりがちだ」と答えた人は、全体のわずか17%という結果に。
男女比では、男性は13.6%、女性は20%と約7ポイントの差がひらき、女性のほうが恋の病になりがちの模様。
男性は1点集中型、女性は同時に複数の作業を行う「マルチタスク能力」が高いといわれているが、その差だろうか。何をしていても恋が頭から離れない人が多いのかもしれない。
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■恋に純粋なのは30代女性?
男女年齢差で見ると、10代女性が27.5%、20代女性が31.0%、30代女性は32.5%と、若い女性が「恋わずらいになりがち」と回答。
20代は男性17.9%で、女性との差は約13ポイント。30代に至っては、男性は15.8%で、女性とは約17ポイントと大きく差がひらいた。
30代というと、仕事も面白くなってくる時期の男性も多いだろう。「私と仕事どっちが大事なの?」と、おきまりのセリフがあるが、ここでもそういった男女の考えの差が現れているのかも。
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■恋愛に対する考え方で大きな差が
また、常に恋愛を求める「恋愛体質」か否かで、恋わずらいになりがちかどうか、変化はあるのだろうか。
結果、「恋愛体質の人」はほぼ同じ割合のようだが、「恋愛体質ではない人」では「恋わずらいになりがち」は11.2%、「なりがちではない」人は88.8%と大きく差が開いた。
恋をする気持ちはその時々で、コントロールができないもの。普段から恋愛体質かどうかはあまり関係ないのかもしれない。
春は出会いの季節。新生活で多忙な人も多いかと思うが、時には誰かを慕って「恋わずらい」をしてみてもいいのではないだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1732名 (有効回答数)