生理で水泳の授業を見学した女子高生 教師にされた「ありえない行為」に非難の声
体育教師が行っていた驚愕の実態に非難が殺到 その現実とは…
■人権上の問題点
法務省人権擁護局を取材すると「民法上の不法行為があれば人権侵害にあたる。今回の場合、名誉棄損、プライバシーの侵害に該当する可能性もある。生徒から相談、申告があれば調査する」と回答。
また、滋賀県教育委員会教職員課は「教員、校長などから聞き取り調査をして、処分を検討することになる」と話す。校長は「赴任する前の4~5年前から学校として行ってきたことであり、当該教師を授業から外すことは考えていない」と答えた。
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■「今まで問題にならなかったのが不思議」
本件を受け、ネット上では怒りの声が上がる。また「この行為が問題になっていなかった」点に疑問を抱いた人も続出した。
「ほんと腹立つけど、学校って昔からこうだよね。対応してもらえるようになってきてまだよかったよ」
「今まで問題にならんかったんが不思議」
「中学の時、水泳の授業を見学する際に、生理が理由の人とそうじゃない人に分けて、生理の生徒は炎天下の中グラウンドを45分間走り続けるという事をやらされたのを思い出した。今考えると信じられないことしてたんだな」
「自分は男だけど、これはアカンやろ。年頃の女子生徒にそんなの言わすなよ。今までこれが普通だったのが驚き」
教師側に対する人権教育の徹底や、学習指導要領にもある生徒が選択できる科目設定、それを実現するための教員配置。このすべてが必要だと痛感した取材だった。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)