山田孝之、約5年半の密着を回顧 「NGは?」と聞くと最高の回答が返ってきた

山田孝之の約5年半にわたる活動に密着したリアルドキュメンタリー映画『No Pain,No Gain』が「dTV」で配信される。

2019/06/22 05:15



■今後さらに挑戦したいこと

山田孝之
(©dTV

山田は現在、俳優仲間の綾野剛、内田朝陽と組んだバンド「THE XXXXXX」のボーカルとしても精力的に活動している。

ワンマンライブを行うだけでなく、先日行われた音楽フェス『森、道、市場 2019』への出演も果たした。新しいことに挑戦し続ける彼が、今後さらに挑戦してみたいことはあるのだろうか。

山田:まさに昨日、初めてライブ活動をやってみてすごい大変だったんですよね。楽しめるというレベルでは全然なくて、緊張もしましたし。ちゃんとボイトレして歌のことも知って、せめて楽しめるレベルまで早い段階でいきたいと思いました。


緊張感もお客さんに伝わっていたと思うし、何よりも自分たちが楽しめて、それがお客さんにも伝わっていけるレベルまでに早く達しないといけない。結構、時間の配分を音楽のほうに多く費やさなきゃなというのは昨日すごく思ったので、今この段階で新しいことをやりたいというのはないですね。


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■事務所NGのシーンはあった

長期間にわたる密着ということもあり、見られたくない姿もありそうなものだ。しかし、完成した作品を見て「ここはカットしてほしかった」と思うシーンがなかったかを問うと、彼らしい回答が返ってきた。

山田:あると思います(笑)? むしろ僕は大丈夫ですよと言ったんですけど、事務所がNGというのはありました。


俳優の場合は、演じるキャラクターがどういう声の大きさでしゃべるのか、歩くスピードはどのくらいか、どれくらいの角度の姿勢なのか、どれくらいの歩幅なのかなどそれぞれキャラクターごとに全部決まっていて、それを最後までベストな状態でやらないといけない。


そこはどの役でも同じなんですが、一方、ドキュメンタリーはNGを出した時点でドキュメンタリーじゃなくなってしまうから、やる以上はそういう(NGはなしの)覚悟でやらないと。


まあ、覚悟というほどの覚悟はいらないですけど(笑)。基本(自分を)作らない人間なので、それを撮られたところで何も抵抗はないですから。

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■後輩が芝居に集中できるように
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