子供の誤飲ツイートが話題に… ものによっては「全身麻酔の手術で摘出」のケースも
誤飲に関する現状を取材すると、危険性が見えてきた…
■リチウム電池に関する警告
また、日本小児外科学会ではリチウム電池に関する警告を発表している。子供が誤って飲み込むものの中でもボタン型電池はあらゆる小型の機器に使用されており家庭にたくさんあるため、事故の多いことで知られている。
アルカリ電池は胃の中に入ると放電し、胃の中の胃酸で被覆されている金属が腐食され、電池の中にあるアルカリ性の物質が流れ出て胃の壁を損傷する。
最近多用されているリチウム電池は放電能力が高く、電池の寿命がきれるまで一定の電圧を維持する特性がある。そのため、リチウム電池の誤飲はアルカリ電池よりもさらに危険と言えるそうだ。なお、リチウム電池の誤飲事例としては…
「母親がごくりという音を聞き、子供を見るとダラダラと唾液を垂らしていた。近くに電池のとれた空気清浄機のリモコンが落ちていたため、誤飲の疑いにて病院を受診。
病院到着時、呼吸困難はなく嚥下困難だけがみられた。レントゲン写真にて異物を確認し、全身麻酔下に内視鏡にてリチウム電池を摘出した」
なんてものもある。
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■誤飲してしまったという告白も…
ネット上では過去に誤飲してしまった告白も。
「画鋲は0歳の時に飲み込んだ」
「自分は野球盤のボールを誤飲したことがあります」
「息子が1歳くらいの時にLEGOを飲み込んだ事があります。子供は何でも飲み込むからこわいですよね」
子供の誤飲には充分に注意し、磁石や電池などを誤飲した場合は直ちに医療機関を受診することを徹底したい。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)