張本勲氏、満員のMLB英国開催に「珍しいから来てるだけ」 「自国ではガラガラ」と批判も
日本時間の30日にロンドンで開催されたMLB公式戦。これに張本氏は…
■発言に怒りの声
張本氏の「メジャーリーグはアメリカでガラガラだから海外で興行を打った」という持論に、視聴者からは怒りの声が上がった。
MLBがマイナーの野球の市場を広げようと努力しているのに張本は失礼だな。本当に野球人?NFLはもう何年もロンドン大会を開催しているぞ。吉田さんが監督をやったからフランスの方がいいみたいなというけどこれは日本人目線であってアメリカ人やMLBから見たら全く眼中にない話。#サンデーモーニング
— Aki-san (@akok0404) June 30, 2019
https://twitter.com/sweetsakuragai/status/1145123989053796352
張本のどっから仕入れたのか「メジャーは自国での興行が上手くいってない」という意見…本当にムカつく!
なにをわかってるのだろうか?
そして相変わらずの大谷二刀流への否定的な意見もムカつく!#サンデーモーニング— ちゅう🐹パイセン (@chuYoshichu) June 30, 2019
https://twitter.com/C_Correa1fan/status/1145123265246982144
また、張本氏が「日本は1962年以来海外で試合をしていない」というコメントについても、「2002年に台湾で福岡ダイエーホークス対オリックス・ブルーウェーブの試合が行われている」という指摘が。
確かに2002年行われており、「訂正するべきだ」との声が噴出した。
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■競技普及のためにも思えるが…
張本勲氏の見解が正しいか否かは意見が分かれるところ。マーケット拡大の要素もあるだろうが、今回は陸上用のロンドンスタジアムを野球場に改修しており、それなりの費用がかかっていた様子。
高橋尚成氏の言うように世界的にはマイナースポーツに分類される野球を「広めたい」という気持ちから開催に至ったと考えるほうが、自然のように思える。
しかし張本勲氏は「アメリカの観客動員数が低迷しているため、ロンドンに進出した」と考えているようだ。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)