ドクター中松、91歳誕生日 緊迫続くドバイからの支援要請や数々の発明を発表
醤油ポンプやジャンピングシューズなどの発明や選挙出馬などでも知られる発明家・ドクター中松氏の誕生日パーティーが開かれた。
■長生きの秘訣は真面目に生きること
筆者はパーティー後にドクター中松氏に独占インタビューした。
———91歳の誕生日おめでとうございます。長生きの秘訣は何なのでしょうか。
中松:真面目に生きることですね。真面目ってのは、食べ物にしても運動にしても真面目に行い、正しく生きることです。
———2014年の誕生日パーティーでは治療法が確立していない「導管ガン」に侵され、余命が2年だと宣告された、と公表しましたね。今の体調はいかがですか?
中松:そうです。ただ、私は天に感謝しています。「導管がん」というのは治療法がなく、生き延びた人はいない。これは、極めて難しいガンをやっつける発明をしろという、私に与えられた天の思し召しなのだと思いました。
私は1年かけてガンをやっつける10の発明を開発しました。その結果、この通り、いまでもピンピンしています。私は144歳まで生きるつもりでいます。143歳になった時に、「あー。私もそろそろ死ぬのだなあ」と思うでしょうね。
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■海外からの依頼も
———今はどれくらいのプロジェクトに関わっているのですか?
中松:最低でも50以上は携わっていますね。アメリカやオランダからの依頼で受けているものもある。日本のみならず世界がドクター中松を必要としているのです。
———最後に発明家を志す若者にメッセージをお願いします。
中松:今後は発明家がより一層、必要とされます。発明家は誰もやらないことを最先端でやらなければならない。そのためには並大抵でない勉強が必要です。そうじゃないと立派な発明家にはならない。よく勉強してください。
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(取材・文/France10・及川健二)