元祖『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』の蛭子能収と太川陽介 2人はやっぱり名コンビ?
『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』で人気の太川と蛭子について聞いてみると…
6月29日、テレビ東京系列で『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z第10回』が放送。俳優の田中要次と作家の羽田圭介氏、そしてゲストの水野裕子が越後湯沢から山形市を目指し珍道中を繰り広げた。
『ローカル路線バス乗り継ぎ』は、太川陽介と蛭子能収のコンビで人気を博した番組。しかし2人が高齢化し「ガチルール」に耐えられなくなったことなどから、田中と羽田氏にバトンタッチされている。
■『太川蛭子の旅バラ』で共演中の2人
バス旅を引退し、コンビ解散となった太川と蛭子。不仲説も囁かれたが、テレビ東京の番組で度々共演しており、2019年4月からは『太川蛭子の旅バラ』という番組がスタートしている。
しらべぇ編集部が全国の10代から60代の蛭子能収と太川陽介を知っている人1,355名に実施した調査では、49.0%が「2人は名コンビだと思う」と回答している。
やはり2人の優しさに包まれつつも緊張感のある関係性を評価している人は多いようだ。
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■年代で意識に差
太川と蛭子が「名コンビ」と答えた人を年代別に見ると傾向が出た。
10代から30代と、太川と同年代の60代は5割超え。一方、40・50代は「名コンビとは思わない」人が多く、40代は43.6%と最も低い割合となった。
太川と蛭子は『ローカル路線バス乗り継ぎ』内でギスギスとした瞬間や喧嘩などもすることがあっただけに、40代の目には「名コンビ」とは映らないようだ。
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■「名コンビ」と思う人の意見は
太川陽介と蛭子能収は名コンビと話すのは、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』のファンだというOさん(30代・男性)だ。
「一般社会でもそうですが、仲良し小好しでは仕事がうまくいかないもので、助け合いながらもどこかで刺激し合う関係が理想でしょ。
蛭子・太川の2人は仲良しではないと思いますし、性格も真逆。遠慮せずバチバチとやり合うことで、他の出演者には出せないものを生み出している。蛭子さんは我が道を行くし、太川さんはバシバシと注意する。こんなコンビはなかなかない。
最近蛭子さんがいい人になってしまったのが若干気になりますが、やっぱり名コンビだと思いますね」
友情を持ちつつもお互いに遠慮せずやり合う姿勢。蛭子・太川の2人が「名コンビ」と感じさせる要因はそこにあるようだ。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代の蛭子能収と太川陽介を知っている人1,355名(有効回答数)