日本人の約半数が「上級国民は存在する」と考えていると判明 池袋暴走事故の影響か
上級国民は存在すると日本国民の半数が考えていることが判明した
4月19日に東京都豊島区東池袋で起きた、旧通産省工業技術院長の飯塚幸三容疑者(88)が運転する乗用車で12人が死傷した事故で、豊島区は12日、事故現場付近に慰霊碑を建てることを発表した。
だが、その慰霊碑は募金で設置されることから、ネット上では「慰霊碑なんていいから逮捕しろ」「なぜ募金? 飯塚容疑者が建てるべきでは?」「ほかの事故にはなぜ建てない?」と、疑問視する声が数多く上がっている。
■上級国民は存在する?
中には元院長がさまざまな特権を享受できる『上級国民』のため、元院長に対する非難を減らすためではという意見もあったが、実際に日本国民のどれぐらいが上級国民は存在すると思っているのだろうか?
しらべぇ編集部が全国の10~60代男女1721名に、「上級国民は存在すると思うか」を調査したところ、48.7%が上級国民は存在すると思うと回答。約半数が上級国民は存在すると考えていることが判明した。
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■事故の社会に対する影響は計り知れない
『上級国民』という言葉は2015年にネット上で広まった言葉だが、池袋暴走事故が起きるまではほぼ掲示板やSNSなどでたまに見かける程度のものだった。
それが約半数の日本国民が上級国民が存在すると考えるようになったのは、池袋暴走事故の社会に対する影響がどれほど大きかったのかを知ることができる。
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(文/しらべぇ編集部・熊田熊男)
対象:全国10代~60代の男女1721名 (有効回答数)