張本勲氏、オールスターに苦言 「予想された内容」「投手が気を入れてない」
12、13日に行われたプロ野球オールスターゲーム。張本氏のコメントは…
14日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が12、13日に行われたプロ野球オールスターゲームについて独自の見解を示した。
■オールスターについてコメント
番組では12、13日に行われたプロ野球オールスターゲームを取り上げる。12日の第1戦は西武・森友哉選手のホームランなどで、オールパシフィックが6-3で勝利。
甲子園球場で行われた第2戦では、阪神の新人近本光司外野手が1試合でヒット・二塁打・三塁打・ホームランを放つ「サイクルヒット」を達成。試合も乱打戦となり、11-3でオールセントラルが勝った。これを見た張本勲氏は
「予想された内容でしたね。打者有利ですよ。球が飛ぶしね」
と分析する。そのうえで、
「ただ雨が降ってたのにね、よくお客さんが最後まで見てくれた。嬉しかったですね」
と、甲子園球場に訪れたファンに感謝の言葉を述べた。
関連記事:張本勲氏、「去年のドラフト1位は全部ダメ」と苦言 野球ファンから異論も
■「ピッチャーが気を入れていない」
ゲストの元中日・西武・阪神で活躍し、東北楽天ゴールデンイーグルス初代監督を務めた田尾安志氏はオールスターゲームについて、
「もうオールスターっていうとね、普段ホームランを打たないバッターが、みんなホームラン狙いですから。ホームランしか僕らも狙いませんでしたから」
とホームランが乱れ飛んだ試合の要因を語る。これを聞いた張本勲氏は、
「それとね、ピッチャーが気を入れて投げないから。成績関係ないから。ほとんど80%まっすぐだからね。 そらバッター打ちますよ」
と分析した。