芸能人が話す方言は好き? 首都圏よりも好意的なエリアは…
俳優やアナウンサーなど、標準語で話す芸能人は多数。しかし、時には素の話し方が聞ける場も…。
普段は標準語で会話していても、身体に染み付いた地元のアクセントや言い回しはなかなか抜けないもの。会話の最中にポロッと方言が飛び出た経験はないだろうか。俳優・菅田将暉は標準語で話す役を多く演じているが、バラエティー番組出演の際はネイティブな関西弁を聞かせてくれる。
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■素の姿が感じられる方言
しらべぇ編集部が、全国10~60代の男女1,721名を対象に調査したところ、「芸能人がバラエティー番組で方言を使うのが好き」と答えた人は全体の30.1%と判明。
性別ごとの調査結果を見ると、男性が29.7%で、女性は30.5%と同じくらいのポイント数になった。
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■年代ごとの増減が激しい結果に
年代別の回答結果では、性別ごとにアップダウンが見られる。男女ともに最多なのは10代で、男性は38.5%、女性は45.4%。20代になると女性は大きく下がって男性のほうが高くなっている。
しかし30代の回答結果を見ると女性の割合が増え、男性に10ポイント近く差をつけた36.1%にまで上昇。
40代になると男性の割合が上昇して女性を抜かすが、50代の回答結果では再び逆転している。60代以上の回答を見ると男性が再度女性を上回り、変動が非常に大きい結果となった。
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■方言が多い地域では…
エリアごとの結果を見ると、もっとも高いのは四国地方の40.9%で、中国地方も39.8と高数値。広島弁や土佐弁など有名な方言が多いエリアでは、芸能人の方言に好意的な傾向があるのかもしれない。
一方、標準語で話す人の多い首都圏は26.8%で四国地方より14ポイント低くなっている。
バラエティー番組では、出演者の素に近い姿が見られるのも魅力の1つ。話し方やアクセントに注目すると、新たな発見があるかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)
対象:全国10代~60代の男女1721名 (有効回答数)