子供が寝ているベビーカーを店員に運ばせる母親 「客の神対応」に店中が団結
声優の浅野真澄がスターバックスコーヒーを訪れた際に遭遇したベビーカー利用客についてつづる。寛大な気持ちは伝染する?
■子育て親には寛大でありたい一方で…
何かと子育てをする親に厳しい風潮がある昨今だけに、ベビーカー利用者には優しく対応したいもの。しかし、浅野の言うように「当然の権利」といった態度をされると素直には応じられないといった人もいるだろう。
投稿を受け、ネット上では「子育てをする人に寛容でいたい」という気持ちが前提の上で、「当たり前と思うのは行き過ぎでは?」「優しい人も多いけどそれが当然ではない」と母親に対する批判があがっている。
また、浅野が指摘するように、子供が寝ているベビーカーを店員に運ばせることを危険視する声もみられた。
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■子育てをする人への風当たりは強すぎる?
今回の出来事ではベビーカー利用客による行動が問題視されたが、一方でベビーカーを利用していることで苦しい思いをしている親たちも少なくない。「お店は他にも沢山あるし、エレベーターないのは一目で分かる作りだし」とつづった浅野だが、周囲に配慮するあまり、思うように行動できないと悩む親もいるだろう。
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,589名を対象に調査したところ、全体の36.4%が「子育て中の女性への世間の風当たりが強すぎる」と回答している。
母親の行動に不満を抱く客がいた一方で、ひとりの客の「神対応」によって母親に対する寛大な空気が生まれたという今回の出来事。子育て親への風当たりはまだまだ厳しいといわれるが、一人ひとりが協力をすればこういった風潮もなくなっていくのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)
対象:全国20代~60代の男女1589名 (有効回答数)