性別を間違えられた経験は? 「デリケートな問題」と主張する理由とは

人は見た目や声などから、相手の性別を判断する。それなのに性別を間違えられたら、ショックは大きいだろう。

2019/08/12 08:00



■声で性別を間違えられるケースも

見た目ではなく、声で間違えられることも。

「声が低いので、電話でしょっちゅう男性と間違えられている。電話だけではかなり親しくなった取引先の人に初めて会ったときに、『すみません、男性と思っていました』と言われたことも。


こっちは性別を間違って認識していることは知らなかったから、スルーしといてほしかった」(20代・女性)


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■性別はデリケートな話

よくわからないときは、性別に触れる必要はないとの意見も。

「間違えると失礼だから、男性か女性か怪しいときは触れないのが一番いい方法。性別がわからなくても、交流はできるから」(30代・男性)


トランスジェンダーの人にとって、性別はデリケートな話である。

「LGBTの問題が取り上げられることが多くなり、実際の性別と自分の認識が違うことで苦しんでいる人のことをさらに知る機会も増えたと思う。私たちはなんとなく取り上げている性別の話は、じつはもっとデリケートなものなのかもしれない」(30代・女性)


2種類に分けられている性別だが、本当はもっと複雑なのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年2月1日~2019年2月4日
対象:全国20代~60代の男女1,589名(有効回答数)
見た目性別調査ジェンダー
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