北海道の高校の受水槽からネズミの死骸 高校から離れていたことが要因か
受水槽の中にまさかネズミの死骸が…
■保護者から不安の声が…
11日の11時から、全校生徒へ、15時から保護者への説明会が開かれ、そこに校医も同席し、健康面の説明も行われた。教頭によると、校医の説明で生徒は納得したようだが、保護者からは、そういった水を飲んでいた心のショックに関して不安の声があがったという。
この浄化槽の清掃、消毒、金網の修理は既に完了していると語った。
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■ネズミの害
アース製薬によると、ネズミによる被害は、衛生的被害、都市機能の被害、経済的被害の3つがあげられるという。
衛生的被害は、感染症、皮膚炎、精神的障害など。都市機能の被害には、鋭い歯でコードなどを噛み切ることによる電気災害(電線ケーブルやガス管を噛み切ることによる停電や火災、爆発事故など)や交通被害などがある。
経済的被害は、①商品の汚損 ②食中毒などの発生で、保健所による営業停止処分による不利益 ③社会的信用の損失 などがあげられる。今回のような学校から離れた場所の受水槽の管理を、ただでさえ忙しい教員に実施させることが適切なのか、疑問が残るところだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)