『情熱大陸』外国人の民宿主人に密着 住民に認められた経緯に視聴者も涙
『情熱大陸』(TBS系)で、石川県能登町で民宿を営むベンジャミン・フラット氏に密着。
11日に放送された『情熱大陸』(TBS系)では、石川県能登町で民宿を営むベンジャミン・フラット氏に密着。
日本に暮らして23年だというベンジャミン氏が営む宿は、一日4組限定ということで予約客が絶えない。当番組では、そんなベンジャミン氏が、能登町の住民に認められたエピソードを明かした。
■民宿を営むきっかけは
1965年にオーストラリアで生まれたベンジャミン氏は、シドニーで語学留学をしていた妻の智香子氏と出会い、能登町まで追いかけてきたという。
ベンジャミン氏は、智香子氏の両親が経営していた民宿で料理の修業を始め、その翌年にようやく結婚にこぎ着けた。日本に来て23年のベンジャミン氏。その中でも、ベンジャミン氏にとって忘れがたい思い出があるという。
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■町民に認められた出来事とは
今から13年前の7月、ベンジャミン氏は「八坂神社」で行われた「あばれ祭」の夜に起きた出来事を語った。
勇壮な祭りが終わり、ベンジャミン氏にお神酒を勧める人がいたが、その光景を見た人が遮る声を上げたという。ベンジャミン氏によると、この酒は神様からの酒で、町のみんなで飲むことになっている。
祭りの最中、「外国人は飲んだらダメ!」と言われたベンジャミン氏が「ごめんなさいね」と謝った途端、町のみんなが「この人外国人じゃないよ、能登の人!」と口々に声を上げ、ベンジャミン氏にお神酒を飲むように勧めたとのこと。
その時の心境について、ベンジャミン氏は「本当に泣いた」と、町の住民に認められた嬉しさを口にした。
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■視聴者も相次いで号泣
ベンジャミン氏が「能登町の人々に認められた」と感じたエピソードには、多くの視聴者が涙している。
https://twitter.com/arsgh_19/status/1160556512651010053
外国人じゃないよ、能登の人だよ。いい話じゃねーか・・・涙出そうだ。#情熱大陸
— キルト電派@自分探し中 (@kirutodenpa) August 11, 2019
情熱大陸( ;꒳; )
分かり合う事大事
でもそれはベンさんの努力があってこそ— みーすけiSM.+*:゚+。.☆♪* (@mi_suke396) August 11, 2019
今日の情熱大陸感動してる
生まれ育った街だけが必ずしも故郷というわけではなく、自ら故郷を選ぶってナレーションとベンさんの生き方を自分もしたい
富士吉田ぁ〜!!
— ぜしこ (@zeshico_suzume) August 11, 2019
能登町の住民に認められたエピソードを明かしたベンジャミン氏。彼が営む宿には、これからのシーズンに「行ってみたい!」と思った人も多いはずだ。
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(文/しらべぇ編集部・綿 つゆ子)