「去年も3歳でしたよね!」 よその子供の年齢詐称は見逃す?
よその家の事情は口を挟みづらいもの。それが子供関係となるとなおさら…。
12歳以上の子供に電車の大人料金が適用されるように、一定の年齢を越えると出費がかさんでしまう場面は多い。女性向け掲示板『ガールズちゃんねる』では、子供の「年齢詐称」に関する話題が注目を集めているようだ。
■正直すぎる子供たち
相談を寄せているトピック主は、3歳までが無料利用できる施設でアルバイト中の女性。身分証の提示は必要とせず、「お子さんはおいくつですか?」と口頭確認しているようだ。
しかし子供が元気よく「4さーい!」と答えているにも関わらず、慌てた様子で「3歳です!」と訂正する親と出会うたび胸の中にモヤモヤが去来。「4歳も11歳も同じ料金設定というところに納得がいかない気持ちも分かりますが…」ともコメントしていた。
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■よその家の事情を考えると…
相談内容を受け、トピック内は「指摘できる派」と「できない派」で真っ二つに。しかし中には「単純に決め付けられない」という意見も多く…
「私の子供は年齢の割に発育が良いので、いつも年上と間違えられます。だから保険証を必ず持たせてます」
「一度、子供が自分の年齢を間違って言ったことがある。慌てて訂正したけど、意地汚いおばさんだと思われたかな…」
「『去年も3歳でしたよね!』ってツッコんで、お子さんが間違えてただけっていうことが判明した経験ならある…」
といった体験談も寄せられていた。子供と親で年齢の申告が異なるからといって、親を疑うのは早計かもしれない。
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■年齢のサバ読み
子供だけでなく、大人自身も異なる年齢を申告するケースは珍しくない。俗にいう「サバ読み」だが、経験のある人はどれくらいいるのだろうか。
しらべぇ編集部では全国20〜 60代の男女1,332名を対象とし、年齢に関する調査を実施。調査の結果、サバを読んだ経験がある人は全体の17.6%と判明した。
生年代別の結果を見ると、30代以降から女性の比率が上昇。最も経験が多いのは50代女性で、同年代の男性と比べて倍近くが年齢を偽っている。
やはり男性よりも女性のほうが年齢に敏感なのだろうか。
外見だけで当てるのが難しい実年齢。確認する際は、相手を傷つけないように注意したほうが良いだろう。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)
対象:全国20代~60代の男女1,332名(有効回答数)