料理上手に憧れる? 男女間で傾向に大きな差も…
「胃袋を掴む」という言葉があるが、男女問わず料理が上手な人は魅力的なものだろう。
どんな人であっても食事は毎日とらなくてないけない。コンビニや外食を利用すれば全く料理をしなくても生きていくことは出来るが、きちんと自炊した食事は添加物も入っておらず健康にも良い。
料理は複数のことを同時におこなう手際の良さが重要になってくるため、料理上手な人は頭が良いと言われることも多い。
■7割弱「料理上手に憧れる」
しらべぇ編集部が、全国10代〜60代の男女1,721名を対象に調査したところ、全体の65.0%が「料理が上手な人に憧れる」と回答した。
なお、男性57.5%、女性71.9%と、ジェンダーフリーの考えが浸透しつつある昨今だが、まだまだ家庭での料理は女性が担当することが多いのだろうか、女性のほうが14ポイント高い結果となった。
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■男女間で世代にも違いが…
また、この結果を男女年代別に見ていくと…
もっとも料理上手な人に憧れているのは10代女性で、77.3%。40代女性が75.5%、30代女性が75.0%、20代女性が74.7%で続き、10代~40代の女性の割合が圧倒的に高いことが判明。子育て世代の女性は、家族の食卓だけでなく子供のお弁当作りなど料理をする機会も多いためだろうか。
一方、男性では10代の64.1%がもっとも高く、20代で49.6%に下がった割合が年代があがるごとに徐々に高くなっていく傾向がある。
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■年収によって大きな差
さらに、この結果を年収別に見ていくと…
男女年代別で見た際に、若年層の女性の割合が高かったことも影響しているかもしれないが、年収が低い人ほど料理上手に憧れる割合は高く、年収100万以下の人(70.8%)と年収1000万以上の人(51.4%)を比べると、19ポイント差がついているのは大変興味深い。
外食や出来合いの食品を購入するよりも、自炊をしたほうが節約に直結することが関係しているのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1721名 (有効回答数)