「若い頃の苦労は買ってでもすべき」に反論 「ただの精神論」との声も
「若い頃の努力は買ってでもすべき」とよく言われるが、誰も嫌な思いなどしたくないのが本音だろう。
「若い頃の苦労は買ってでもすべき」とよく言われるが、誰も面倒なことをしたくないのが本音である。本当に若い頃の苦労は、役に立つものなのだろうか。
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■半数が「若い頃の苦労は買ってでもすべき」
しらべぇ編集部では全国10〜60代の男女1,653名を対象に、「苦労について」の調査を実施。
「若い頃の苦労は買ってでもすべきだと思う」と答えた人は、全体で48.6%と半数に迫る高い割合になっている。
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■自分の苦労が役立っているから
性年代別で見ると、男性は50代から60代が高い割合になっている。
自分の若い頃を振り返り、苦労が役立ったと感じている人も多いようだ。
「自分の若い頃を振り返ると、苦労だと思っていたことが今に生きていることが多い。そのときはつらいかもしれないけれど、将来に役立つことだと思ってがんばってほしい」(50代・男性)
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■女性がする若い頃の苦労
一方で女性は30代から40代が、高くなっているのが印象的だ。
「女性は若いってだけで、特別あつかいされることがある。とくに容姿がいい子は、なんでも周囲が面倒見てくれるくらい。
そのときは楽ができるかもしれないけれど、年を取ったときにはなにも残らなくなる。若いうちから自分で実行する努力を身につけることは、女性にとってとても重要なことだと思う」(40代・女性)
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■精神論のような苦労ならいらない
「若い頃の苦労は買ってでもすべき」との言葉に対して、否定的な意見もある。
「『若い頃の苦労は買ってでもすべき』なんて、年配者の意見の押し付け。しかも、年配者がいう苦労のほとんどは精神論だから役立たないことが多い気がする。
しなきゃいけない苦労も中にはあるだろうけれど、ほとんどはもっと効率的に考えられることばかり」(30代・男性)
役に立つ苦労とそうでないものを、しっかりと見分ける力が必要なのかも。
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(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国10代~60代の男女1,653名(有効回答数)