かつやの高級天丼店『江戸前天丼はま田』がいろいろ理解不能な店だった
かつやの天丼店が美味しいんだけどリピートするかと言われると…
■あまりのウマさに感動
気になる味だが、文句ナシにウマい。ごま油でからりと揚げられた天ぷらに、上品な甘さのタレ、そしてかまどでふっくらと炊きあげられたごはん、すべてに上質さを感じるすさまじい完成度だった。
しかし、記者は残念ながら『江戸前天丼はま田』にリピートするかといわれたら、答えはNO。その理由を以下に記載する。
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■リピートがないと思ったワケ
まず、立地が練馬のロードサイドという比較的安価な店が多い場所に、この高級さはかなり違和感を覚える。銀座のランチなら1,000円でこの天丼が食べられたら安いと感じるが、どうしても場所がらそんなに高級なものを食べようと思えないのだ。
また、メニューが天丼3種に単品の天ぷら、トマトサラダしかなく、家族連れで落ち着ける席がないので、ファミリーにも不向き。かといってあまりに空間が贅沢すぎて、一人メシをするにもなんだか持て余してしまう。
じゃあデートとかで使うの? と言われたら、やっぱり練馬のロードサイドで外から店内が丸見えなため、それもやや使い方から外れる感じ。どのようなシチュエーションで使うのかまったく想像ができない。
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■美味しい天丼を食べたいなら
そのため、食べられる天丼は素晴らしく美味しいものの、何回も使いたいという気があまり起きてこない。近所に店があり、猛烈に美味しい天丼が食べたくなったときぐらいだろうか。
ここまで絶品の天丼を作れるかつやの力量はスゴいと思ったが、できるならもう少し都心の繁華街などに作ってもらえるとありがたい。天丼好きは、一度行ってみる価値はあるだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)