高額な返礼品は規制されたが… 返礼品重視でふるさと納税してる?
2008年に始まったふるさと納税。高額な返礼品が問題視されたが…。
2008年に始まったふるさと納税。生まれ育った地域や応援したい地域に寄付すると、返礼品として産地の品が送られることが人気を博した。
一方で、寄付金よりも高額過ぎる商品が返礼品になっていたとして、返礼品の比率を寄付額の3割以下とする規制が施された。それでも、返礼品を重視して寄付先を選んでいる人はどれくらいいるのだろうか。
■多くの人は…
しらべぇ編集部が、全国20~60代のふるさと納税を利用したことのある男女279名を対象に調査したところ、全体の63.1%が「ふるさと納税は返戻品を重視して寄付先を選んでいる」と回答した。
規制が施されるとはいえ、返礼品目当てでふるさと納税を利用する人はまだまだ多いようだ。なお、男女別では男性65.1%、女性60.9%と男性のほうがやや返礼品目当ての割合が高いようだ。
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■世代別では
さらに、年代別に見ると、40代・60代男性が7割を超えた。
自分の給料が安定し、寄付額を大きくして返礼品も高額なものを狙うのかもしれない。
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■「冷凍庫が充実すぎる」
ネット上でも、ふるさと納税を利用する際に返礼品を重視している、といった声が目立つ。
「ふるさと納税、初めての返礼品は実用重視のお肉5キロ。冷凍庫が充実すぎる」
「ふるさと納税を利用してお米などの返礼品をもらう」
6月から始まったふるさと納税の規制。今後、利用する人の増減に注目が集まることだろう。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10~60代のふるさと納税を利用したことのある男女279名(有効回答数)